こんにちは。現役京大生の受験バイブル、運営者のパンダです。
志望校選びで悩んでいるあなた、検索窓に「東京工芸大学 恥ずかしい」なんて打ち込んでしまって、不安になっていませんか。
画面の向こうで「もしかして、自分の選択は間違っているのかな…」と唇を噛んでいる姿が想像できます。
ネット上にはFランだとかやばいといった心無い噂が飛び交うこともありますが、実際の偏差値や就職実績、キャンパスの評判はどうなのか、本当のところを知りたいですよね。
特に工学部や芸術学部といった専門性の高い分野では、世間のイメージと実態に大きなギャップがあることも珍しくありません。
匿名掲示板の無責任な書き込みを信じて、将来の可能性を閉ざしてしまうのはあまりにも勿体ないです。
この記事では、そんなあなたのモヤモヤを解消するために、現役京大生の視点から徹底的に分析していきます。
- 偏差値などの表面的な数字には表れない入試難易度の実態
- ネット上のネガティブな評判と実際の就職率とのギャップ
- 100年の歴史やキャンパス環境が持つ独自のブランド価値
- 合格を勝ち取るための効率的な学習戦略とおすすめのサービス
東京工芸大学は恥ずかしい?Fラン説の誤解

まずは、なぜこの大学に対してネガティブなイメージを持つ人がいるのか、その根本的な原因を解き明かしていきましょう。
数字のマジックやネット特有の偏った情報に惑わされないよう、客観的な事実を整理していきますね。
「火のない所に煙は立たない」と言いますが、この件に関しては「煙の正体」を見極めることが重要です。
- 偏差値やレベルに関する数値の真実
- ネット上の「Fラン」や「やばい」という噂
- 工学部と芸術学部の評判を徹底検証
- 就職できない?就職先の実態を分析
- キャンパスが田舎にあるという不満
偏差値やレベルに関する数値の真実

「偏差値が低い=恥ずかしい大学」という図式は、受験業界においてはあまりに短絡的で、もっと言うと「時代遅れ」な考え方です。
確かにデータを見ると、東京工芸大学の偏差値は45~59というレンジに分布しています。
この下限の数字だけを見て「レベルが低い」と判断してしまう人が多いのですが、これは大きな間違いなんです。
偏差値59の意味と統計的な位置づけ
まず、偏差値59という数字は上位約16%に位置する優秀な層であることを示しています。
正規分布で考えれば、これは明らかに「上位大学」の部類に入ります。
一部の学科や入試方式で出ている低い数値を全体に当てはめて語るのは、統計を知らない人の暴論に過ぎません。
芸術系特有の「見えない偏差値」
また、特に芸術学部の場合、入試には学科試験だけでなく実技試験(デッサン、構想表現、ポートフォリオ提出など)が課されることが多いですよね。
ここが最大の落とし穴です。
予備校が出す偏差値はあくまで「ペーパーテストの点数」ベースなので、実技に膨大な時間を費やしてきた受験生の実力や努力量は数値化されにくいんです。
例えば、あなたが何千時間もデッサンの練習をしてきたとして、その努力は「英語の偏差値」には反映されませんよね?
でも、大学側が求めているのはその「描く力」です。
表面上の数字だけを見て簡単に入れると侮るのは、プロの世界を知らない素人の判断だと言えるでしょう。
芸術系の入試には「実技偏差値」とも呼ぶべき見えないハードルがあります。数値に出ない部分で激しい競争が行われていることを忘れてはいけません。
ネット上の「Fラン」や「やばい」という噂

ネットの掲示板やSNSを見ていると、「Fラン大学」という言葉が安易に使われていることに気づきます。
でも、冷静になって定義を確認してみましょう。
そもそもFラン(Border Free)とは、定員割れで偏差値が算出不能な状態を指す用語です。
競争倍率があり、偏差値もしっかり算出されている東京工芸大学は、定義上どう考えてもFランには当てはまりません。
なぜ「やばい」と言われるのか?
「やばい」という噂の多くは、単なる知名度不足や、他者からの承認を求める受験生の不安が作り出した幻想に過ぎません。
受験生の中には、「誰でも知っているMARCH以上の大学じゃないと不安」という心理的なバイアス(偏り)があります。
東京工芸大学のように、「工学」と「芸術」というニッチで専門性の高い領域を攻めている大学は、日東駒専といった一般的な大学群のカテゴリーに分類されにくいため、比較対象がなくて不安になる気持ちは分かります。
しかし、それは「大学の質」の問題ではなく、「分類のしやすさ」の問題です。
ネット上の「知らない大学=Fラン」という短絡的なノイズに惑わされて、本質を見失わないようにしてくださいね。
工学部と芸術学部の評判を徹底検証

この大学の最大の特徴であり、強みでもあるのが、「工学」と「芸術」という二つの尖った学部を持っていることです。
これらは中途半端に併設されているわけではなく、テクノロジーとアートを融合させた「メディア芸術」や「写真産業」という明確な強みを持っています。
工学部:実学志向のエンジニア育成
評判を詳しくリサーチしてみると、工学部は実学重視で実験設備が充実しており、エンジニアとしての基礎体力がしっかり身につくと評価されています。
座学だけでなく、実際に手を動かしてモノを作る、回路を組む、プログラムを書くといったカリキュラムが豊富です。
「理論はわかるけど何も作れない」という頭でっかちな学生ではなく、現場で使える人材が育つ土壌があるんですね。
芸術学部:業界直結のクリエイティブ教育
一方で芸術学部は、アニメやゲーム、写真といったクリエイティブ産業の第一線で活躍する卒業生が多く、業界内でのブランド力はかなりのものです。
単に「絵を描くのが好き」というレベルではなく、ビジネスとして成立するクリエイティブを学ぶため、課題の厳しさには定評があります。
「遊んでいるように見える」なんていうのは外野の意見で、実際は徹夜で制作に打ち込むストイックな学生が多いのが特徴です。
就職できない?就職先の実態を分析

「名前があまり知られていないから、就職活動で不利になるんじゃないか…」と心配する人もいるかもしれません。
しかし、結論から言うとそれは完全な誤解です。
実はこの大学、就職に関しては東京都内でもトップクラスの実績を持っています。
特に工学部の一部のコース(機械コースや電気電子コースなど)では、年度によっては就職率100%という驚異的な数字を叩き出しているんです。
これは、就職希望者が全員内定をもらっているということを意味します。
企業が見ているのは「ブランド」ではなく「実力」
なぜここまで就職に強いのでしょうか。
それは、企業の人事担当者が大学の知名度よりも、「大学で何を学んできたか」「どんなスキルを持っているか」をシビアに見て評価しているからです。
特に技術職やクリエイティブ職の採用では、出身大学の偏差値よりも、ポートフォリオ(作品集)の質や、実験・研究の内容が重視されます。
その点、実習や制作を通じて徹底的に手を動かしてきた工芸大の学生は、現場での即戦力として非常に高く評価されているんですよ。
就職氷河期だろうが何だろうが、手に職をつけた人間は食いっぱぐれない、というシンプルな事実がここにあります。
キャンパスが田舎にあるという不満

ネガティブな検索理由の一つに、キャンパスの立地があるのは事実です。
東京工芸大学は、厚木キャンパス(神奈川県)と中野キャンパス(東京都)という、環境が全く異なる2つの拠点を持っています。
厚木キャンパスの光と影
工学部の拠点である厚木キャンパスは、最寄りの本厚木駅からバスで20分以上かかりますし、小高い丘(というか山)の上にあります。
「都心のキラキラしたキャンパスライフ」を夢見ている人にとっては、正直に言って少しギャップがあるかもしれません。
通学の負担を「恥ずかしい(=スマートじゃない)」と感じる人もいるでしょう。
厚木キャンパスへの通学時間は、住む場所によっては負担になる可能性があります。4年間通う場所ですから、自分が何を優先するか(環境の良さか、アクセスの良さか)を事前に考えておく必要があります。
ただ、ネガティブな面ばかりではありません。
広大な敷地があるからこそ、大型の実験設備や研究施設を置くことができ、静かな環境で研究に没頭するには理想的です。
家賃相場も都心より安く、生活コストを抑えられるのも実利的なメリットですね。
中野キャンパスの圧倒的優位性
一方で芸術学部の中野キャンパスは、サブカルチャーの聖地・中野にあり、新宿へのアクセスも抜群です。
こちらは逆に「校舎がコンパクトすぎる」なんて贅沢な悩みもあるようですが、美術館巡りやインターンシップ、情報収集には最強の立地と言えます。
東京工芸大学が恥ずかしい大学ではない根拠

ここまでネガティブな噂を検証してきましたが、ここからは「なぜこの大学が恥ずかしくないのか」、むしろ「なぜ選ぶべき優良大学なのか」について、具体的なデータをもとに解説していきます。
これを知れば、周りの雑音なんて気にならなくなるはずです。
- 実就職率が高い理由とランキング
- 大手企業への就職実績と世間の評価
- 学歴フィルターの影響と大学の歴史
- 浪人してでも入る価値がある教育環境?
- 東京工芸大学は恥ずかしいか総括
実就職率が高い理由とランキング

先ほども少し触れましたが、数字の面からもう少し掘り下げてみましょう。
大学通信オンラインなどの調査機関が発表しているデータを見ると、東京工芸大学の実就職率は目を見張るものがあります。
具体的には、東京都の理工系大学の中で上位にランクインしており、特に卒業生1,000人以上の規模で見てもトップクラスの数字を維持しています。
ここで重要なのは「実就職率」という指標です。
これは、大学院進学者を除いた卒業生全体に対する就職者の割合を示すもので、就職希望者のみを分母とする「就職決定率」よりもごまかしが効かない、大学の実力を裸にする数字なんです。
なぜここまで強いのか。
それは、大学が産業界(特に写真や印刷、テクノロジー分野)と太いパイプを持っているからです。
加えて、キャリア支援が手厚く、留学生の就職決定率も高い水準にあります。
偏差値という入り口の数字ではなく、「出口の数字」で勝負できる大学こそが、これからの時代に本当に価値のある大学だと私は思います。
(出典:大学通信オンライン「2024年実就職率ランキング」)
大手企業への就職実績と世間の評価

就職率が高いと言っても、「ブラック企業や、誰も知らない中小企業ばかりじゃないの?」と疑う慎重なあなたへ。
その疑り深い姿勢は素晴らしいですが、安心してください。
就職先の中身もかなり「質」が高いです。
以下の表は、公開されている主な就職先企業の一部を抜粋したものです。
| 業界・分野 | 主な就職先企業例 | 企業の特徴と評価 |
|---|---|---|
| 建設・インフラ | 積水ハウス、大和ハウス工業、NEXCO中日本、JR貨物 | 日本のインフラを支える超安定・高年収企業群。入社難易度は高い。 |
| メーカー・製造 | 日立Astemo、日本電産エレシス、三菱電機ビルソリューションズ | 世界的なシェアを持つBtoBの優良企業。技術者としてのキャリアは約束される。 |
| クリエイティブ | バンダイナムコピクチャーズ、サンライズ作画塾、ディンプス | アニメ・ゲーム業界の頂点。ここに就職できるのは真の実力者のみ。 |
これらは各業界のリーディングカンパニーばかりです。
特に工学部からは、日本のインフラやモノづくりを支える超安定企業へ多数の学生が就職しています。
これらは一般知名度は低くても、業界内では「隠れた優良企業(ホワイト企業)」として知られる会社が多く、そこに食い込めるのは大きな強みです。
また、芸術学部からも、ガンダムシリーズでおなじみのバンダイナムコグループなど、誰もが知るエンタメ企業への道が開かれています。
社会に出れば、「どこの大学を出たか」よりも「どこの企業に入って何をしているか」の方が圧倒的に評価されます。
この実績を見れば、「恥ずかしい」なんて言葉がいかに的外れか分かりますよね。
学歴フィルターの影響と大学の歴史

「恥ずかしい」と感じる背景には、就活時の学歴フィルターへの恐怖があるかもしれません。
しかし、東京工芸大学には100年以上の歴史があります。
前身は1923年創設の小西寫眞専門学校。
創設者は、現在のコニカミノルタにつながる小西六写真工業の経営者、六代杉浦六右衞門です。
「ぽっと出」ではない重み
この「伝統」と「企業との繋がり」は、ぽっと出の新設大学には絶対に真似できない資産です。
特定の業界、特に写真・映像・印刷・メディア業界において、工芸大のOB・OGネットワークは強力な学閥(がくばつ)として機能しています。
業界によっては、「工芸大出身なら基礎はできているだろう」という信頼感が、偏差値以上のパスポートとして機能します。
これは偏差値だけで切られるような単純なフィルターとは無縁の世界です。
歴史ある大学には、数値化できない「文化資本」や「業界内での信用」が蓄積されており、それが学生を守る盾となってくれるのです。
浪人してでも入る価値がある教育環境?

私自身、一年間の宅浪を経験して京大に入りましたが、その経験から断言できることがあります。
それは、大学選びで最も重要なのは「世間体」ではなく、「自分が何を学びたいか」という軸を持つことだということです。
もしあなたが、メディアアートや写真、あるいは実学的な工学技術を本気で学びたいのであれば、東京工芸大学は浪人してでも目指す価値がある環境だと断言できます。
なぜなら、ここには「本物」の機材と、現役のプロフェッショナルである教員が揃っているからです。
マンモス私大にはない距離感
先生との距離が近く、高価な機材や設備を自由に使える環境は、学生数が数万人規模のマンモス私大ではなかなか得られません。
「好き」を仕事にするための技術を徹底的に叩き込まれる4年間は、将来のキャリアにとってかけがえのない時間になるはずです。
世間体を気にして興味のない学部の「名前だけ有名な大学」に行って、4年間何もしないよりも、よほど賢明でカッコいい選択だとは思いませんか?
東京工芸大学は恥ずかしいか総括

結論として、「東京工芸大学 恥ずかしい」という検索ワードや、ネット上の無責任な噂に振り回される必要は全くありません。
偏差値という一面的な指標で見れば、色々な意見があるかもしれませんが、それは木を見て森を見ずという状態です。
就職率100%を誇る学科や、業界トップ企業への就職実績、そして100年の歴史が証明するブランド力は本物です。
むしろ、「入りやすさ(偏差値)」に対して「得られるリターン(就職・スキル)」が非常に大きい、コストパフォーマンスの高い大学と言えます。
「恥ずかしい」どころか、自分のやりたいことが明確で、実利を取れる賢い学生が選ぶ「隠れた優良大学」というのが、私の率直な評価です。
周りの雑音ではなく、あなた自身の目で見た事実と、将来の可能性を信じて進路を選んでくださいね。
あなたの受験がうまくいくことを、心から応援しています。



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