皆さんこんにちはパンダです。
私は現役で京大を受験し不合格。その翌年、自宅で1年間浪人生活を送り、再チャレンジで合格を勝ち取ることができました。
この記事では、そんな「宅浪で成功した」経験をもとに、宅浪で結果を出すために大切だと感じたことを5つに絞ってお伝えします。
宅浪で悩んでいる方、自分の選択に不安を感じている方の参考になれば、とても嬉しいです。
宅浪のメリット、デメリットなどは以下の記事に書いているのでぜひ参考にしてみてください。
宅浪成功のための秘訣5選

長くつらい宅浪生活が笑顔で終われるために、大切なことを実体験をもとに解説していきます。
1.学習環境を整えること
宅浪において、まず最初にやるべきは「戦う場所を整えること」です。
勉強場所は2つ以上用意しよう
ずっと同じ場所で勉強していると、どんなにやる気があっても気が滅入ってしまいます。場所を変えることで気分転換にもなり、集中力も持続しやすくなります。
私自身は、以下の3か所を使い分けていました:
- 自宅の自室
- 自宅のリビング
- 月額制の自習室
少し気分が変わるだけでも、「よし、やろう」というスイッチが入りやすくなります。
続けられるスケジュールを作る
「思いついたときに勉強して、気分が乗らなければやらない」――このスタイルは絶対にNGです。
1日の流れは、ある程度固定化しておくことをおすすめします。とはいえ、詰め込みすぎても続かないので、適度な休憩を含めた現実的なスケジュールにしましょう。
※私の実際の時間割については下の記事にまとめているので、よければそちらもどうぞ。
2.大まかな学習計画を立てておく
宅浪では誰も進捗管理をしてくれないので、自分で学習の全体像を描く力が必要です。
まず志望校の配点を調べよう
たとえば京大なら、理数の比重が高いなど、大学ごとに特徴があります。まずはそこを確認しなければ、何にどれだけ時間をかけるべきかも分かりません。
ザックリと「いつまでに何を終わらせるか」を決める
「〇月までに英語長文の○○を終わらせる」「夏までに数Ⅲを一周する」など、科目ごとに大きなマイルストーンを立てましょう。
そしてその計画をベースに、週単位や2週単位で細かく割っていきます。1日単位でガチガチに管理してしまうと、崩れたときにメンタル的にキツいので、柔軟性を持たせた設計をおすすめします。
私の場合は、「月ごとに目標を決めて、毎朝やるべき範囲を自分で調整する」という形でやっていました。
このあたりの学習計画の組み方は以下の記事で詳しく紹介しています。
3.模試は必ず受ける
宅浪だと、学校から模試の案内が来ないこともあります。気づけば「今年1回も模試受けてない…」というケースも珍しくありません。
ですが、模試は絶対に受けましょう。
- 時間を測って本番さながらの緊張感で解く
- 客観的な実力を知る
- 学習計画を修正するための材料にする
これらの理由から、最低でも2か月に1回程度は受験するべきです。共通テスト模試、志望校別模試はマスト。
すべての模試で本番のつもりで臨んでください。練習で全力を出せない人に本番で全力は出せません。周囲に人がいる状態で問題を解く良い機会なので、十分に活用してください。
「模試代がもったいない…」と感じるかもしれませんが、それをケチって本番で失敗する方がよっぽど損です。ここは必要経費として割り切ってください。
どの模試を受けたらよいか分からないという人は下の記事を参考にしてみてください。
4.リフレッシュ法を持っておく
「宅浪=勉強だけの毎日」と思われがちですが、実はリフレッシュも超重要です。
私自身、月に2〜3日程度は「ほぼオフの日」を作って、友達と遊んだり、温泉に行ったりしていました。メリハリをつけたことで、勉強に対するモチベーションも維持しやすくなりました。
ずっと机に向かっているだけでは、効率も下がるし、精神的にもかなり辛くなってきます。
休む勇気を持つことも、宅浪成功のカギです。
5.覚悟を持つこと(最重要)
最後に伝えたいのは、宅浪には「強い覚悟」が必要だということです。
「精神論かよ」と思うかもしれませんが、ここだけは本当に外せません。
宅浪は、自分で選んだ道です。自分の挑戦には自分で責任を持たなければなりません。そして、家族もあなたのために協力してくれているはずです。時間もお金もかかるなかで、中途半端な気持ちでは絶対に成功しません。
「なんのために浪人しているのか?」
モチベーションが落ちそうになった時は、何度でもこの問いに立ち返ってください。私も何度もその言葉に助けられました。
モチベーションの維持にはコツがあります。コツを押さえることでかなりコントロールできるようになるので以下の記事を参考にしてみてください。
よくある質問:バイトや免許はアリ?

バイトはナシ!
1時間1,000円ちょっとのために、貴重な勉強時間を削るのはもったいないです。経済的な理由がある場合は、親に「後から返す」と頭を下げてでも、まずは勉強に集中しましょう。
免許もナシ!
教習所は時間がかかりすぎます。宅浪の1年は長いようで、実は一瞬で過ぎていきます。「春からちゃんと勉強できるか」で結果がほぼ決まります。寄り道せず、勉強に集中してください。
まとめ:宅浪は難しい。でも、できる。
宅浪は決して楽な道ではありません。でも、やり方を間違えず、しっかりと覚悟を持って取り組めば、合格を勝ち取ることは絶対に可能です。
この記事が、宅浪という選択肢を取ったあなたの支えになれば嬉しいです。
以上パンダでした。
コメント