【2026】医学部予備校の費用ランキングと相場!安い塾は?

こんにちは。現役京大生の受験バイブル、運営者の「パンダ」です。

医学部受験を考えたとき、どうしても避けて通れないのが「お金」の話ですよね。正直なところ、医学部予備校の費用は決して安くありません。

親御さんに相談するにも気が引けるし、かといって自分に合わない安い塾を選んで合格できなかったら本末転倒だし……。

「一体どれくらいかかるのが普通なの?」「本当に安くて良い塾なんてあるの?」と、不安や疑問が尽きないのは当然のことです。

でも、安心してください。

表面的な金額の多寡だけでなく、「なぜその金額になるのか」という構造や、「合格までのトータルコスト」という視点で情報を整理すれば、あなたにとってベストな選択肢が必ず見えてきますよ。

この記事では、パンフレットには載っていないようなリアルな費用事情まで踏み込んで、徹底的に解説していきます。

この記事で分かること
  • 指導形態別に見る医学部予備校のリアルな年間費用相場と料金の仕組み
  • 授業料以外に発生しがちな季節講習費や寮費などの見落としがちな隠れコスト
  • 定額制で追加費用の心配がない横浜予備校がコスパ最強と言われる理由
  • 圧倒的な管理力で合格を目指す京都医塾の費用対効果と投資価値
目次

医学部予備校の費用相場とランキングの基礎知識

まずは、医学部予備校の費用構造全体を正しく把握することから始めましょう。

「医学部予備校は高い」と一括りにされがちですが、実際には「年間100万円以下」で済むところから「年間500万円以上」かかるところまで、その価格帯は驚くほど幅広いです。

この金額差は、単なるブランド料ではなく、提供される「指導の密度」や「管理の厚み」、そして「人件費の構造」に直結しています。

ここでは、大手予備校から専門予備校、そして意外と見落としがちな隠れコストまで、費用の全貌を解剖するように分かりやすく解説していきますね。

  • 大手や専門予備校の学費相場を徹底比較
  • 現役生と浪人生で異なる費用の平均額
  • 寮費や季節講習など授業料以外のコスト
  • 費用が安い医学部予備校のランキング
  • コスパ重視なら横浜予備校の定額制
  • 手厚い管理なら京都医塾もランキング入り

大手や専門予備校の学費相場を徹底比較

医学部予備校の費用相場を理解するためには、予備校を「大手予備校」「医学部専門予備校(少人数制)」「医学部専門予備校(完全個別指導)」の3つのカテゴリーに分けて考える必要があります。

これらが混同されたままのランキングを見ると、金額だけ見て「安い方がいい」と判断してしまいがちですが、それはサービスの内容が全く異なるものを比較しているのと同じで、非常に危険です。

大手予備校の費用構造:なぜ安いのか?

まず、駿台や河合塾といった大手予備校の医系コースですが、こちらは年間授業料の目安が80万〜150万円程度と言われています。

例えば、駿台のスーパーコース(医系)などは、校舎やクラスにもよりますが80万円台後半が中心価格帯です。

なぜここまで費用を抑えられるかというと、答えはシンプルで「規模の経済」が働いているからです。

大手予備校では、数十人から百人単位の生徒が一度に同じ講義を受けますよね。

つまり、講師1人あたりの人件費を多くの生徒で「割り勘」している状態なんです。

そのため、質の高い有名講師の授業を比較的安価に受けられるのが最大のメリットです。

ただし、個別の学習管理や質問対応の密度はどうしても薄くなりがちなので、高い自己管理能力が求められます。

医学部専門予備校(少人数制)の費用構造

次に、医学部専門予備校の少人数制です。

こちらは年間300万〜500万円が相場となります。

「いきなり高くなった!」と感じるかもしれませんが、これは1クラスの人数を10名前後に絞り、講師が生徒一人ひとりの顔と名前、進捗状況を把握できる環境を作っているからです。

手厚い学習管理や、医学部特有の面接・小論文対策がカリキュラムに組み込まれていることが多く、その分の人件費と管理コストが上乗せされています。

医学部専門予備校(完全個別指導)の費用構造

最後に、最も高額になりやすいのが医学部専門予備校の完全個別指導です。

相場は年間350万〜600万円、場合によってはそれ以上になることもあります。

これは、プロの講師を「独占」するための費用です。

1対1で授業を行うため、講師の人件費がダイレクトに授業料に反映されます。

その代わり、カリキュラムは完全にオーダーメイドで、あなたの弱点に合わせた最短ルートの指導が受けられます。

「集団授業ではついていけない」「特定の科目だけ極端に苦手」といった生徒にとっては、このコストを払ってでも個別を選ぶ価値があります。

指導形態別の費用相場と特徴まとめ(目安)

予備校の種類年間学費相場(目安)主な特徴とコスト要因
大手予備校(集団)80万〜150万円大人数講義で人件費を分散。情報量や模試データが豊富だが、自己管理が必要。
専門予備校(少人数)300万〜500万円1クラス10名以下で学習管理を徹底。演習や添削の手厚さがコストに反映。
専門予備校(個別)350万〜600万円講師を独占する1対1指導。カリキュラム設計や進捗管理のコストが最も高い。

このように、費用は「講師が生徒一人にどれだけ時間を割けるか」に比例して高くなります。

安さだけで選ぶのではなく、「自分にはどの程度のサポート密度が必要か」を基準に選ぶことが、結果的に最もコストパフォーマンスの良い選択になりますよ。

現役生と浪人生で異なる費用の平均額

次に、現役生(高校生)と浪人生(既卒生)での費用の違いについて詳しく見ていきましょう。

同じ予備校に通うにしても、現役生と浪人生では請求される金額が全く異なります。

これは単純に受講するコマ数の違いだけでなく、予備校が果たす役割の違いが大きく関係しています。

現役生:あくまで「学校の補強」としての費用

現役生の場合、平日の日中は高校に通っていますから、予備校を利用するのは放課後の夕方以降や週末に限られます。

そのため、必要な科目(例えば英語と数学だけ)を単科で受講するスタイルが一般的です。

費用としては、入学金が3万円前後、授業料は1講座あたり年間10万〜20万円程度で積み上げていく形が多いですね。

トータルでも年間50万〜100万円程度に収まるケースが多く、医学部受験といえども、そこまで高額な金額にはなりにくいのが特徴です。

浪人生:予備校は「生活の場」そのもの

一方で浪人生の場合、予備校は単なる学習塾ではなく、朝から晩まで過ごす「生活の拠点」となります。

朝9時から夜の21時頃まで、1日12時間近くを予備校で過ごすことになるわけです。

そのため、既卒生コースの学費には、授業料だけでなく、専用の自習席の確保費用、朝の点呼や生活指導、日々の学習スケジュールの管理費、そして施設維持費などがフルに含まれることになります。

具体的な金額で言うと、大手予備校の既卒生コースでも80万〜150万円程度はかかりますし、医学部専門予備校になれば300万円以上がスタンダードになります。

また、入学金(入塾金)についても、現役生とは設定が異なり、10万円〜30万円(税込だと33万円などのケースも)と高額に設定されていることが多いです。

ポイント

浪人生の学費が高いのは、単に授業が多いからだけではありません。

「1年間、勉強だけに集中できる環境と場所」を買っていると考えてください。自宅では誘惑が多くて勉強できないタイプの人にとって、この環境費用は必要経費と言えるでしょう。

また、注意したいのが「再受験」や「多浪」の場合です。

年齢が上がると、面接対策や小論文対策により多くの時間を割く必要が出てくるため、個別の対策講座を追加する必要が生じ、結果として現役時代よりも費用が膨らむ傾向にあります。

自分の置かれた状況に合わせて、必要な予算をシビアに見積もっておくことが大切です。

寮費や季節講習など授業料以外のコスト

予備校選びにおいて、多くの受験生や保護者が陥りやすい最大の落とし穴。

それが「年間授業料以外の隠れコスト」です。

パンフレットに大きく書かれている金額だけを見て「これなら予算内だ」と安心して契約してしまうと、後から次々と請求書が届いて青ざめることになりかねません。

季節講習費:夏と冬にやってくる大きな出費

最も金額が膨らみやすいのが、夏期講習、冬期講習、直前講習といった「季節講習費」です。

多くの予備校、特に大手予備校や一部の専門予備校では、通常の年間授業料(4月〜翌1月頃までの通常授業)と、季節講習費は完全に別会計になっています。

例えば、ある大手予備校では、夏期講習は1講座あたり約2万〜3万円程度で設定されていますが、医学部受験生の場合、英語、数学、理科2科目、小論文など、網羅的に受講しようとすると10講座以上取ることも珍しくありません。

単純計算でも、夏だけで20万〜30万円、冬と直前期でさらに同程度の費用がかかることになります。

予備校によっては、「医学部合格パック」のような形で大量の講座受講を推奨されることもあり、断りきれずに受講したら年間総額が当初の予定より100万円近く上振れした、なんて話もよく耳にします。

寮費と生活費:地方から出てくる場合の必須コスト

自宅外から通学する場合、「寮費」も重くのしかかります。

医学部専門予備校が提携している寮や直営寮に入る場合、家賃だけでなく、管理費、光熱費、そして食費(朝夕2食付きなど)がかかります。

相場としては、寮費そのものが月額8万〜15万円程度。

これに入寮時の初期費用(入寮費、敷金礼金、保険など)や、年間の諸経費(教材配送費や施設利用料など)を加えると、寮関連だけで年間150万〜250万円規模の出費になります。

例えば、寮設備が充実していることで有名な予備校の例を見ると、寮費や食費を含めた生活コストが年間200万円を超えるケースもあります。

これを学費と合わせると、初年度だけで500万〜700万円近い資金が必要になる計算です。

その他の諸経費

さらに細かいところでは、以下のような費用も積み上がります。

  • 模試代:大手予備校なら授業料に含まれていることが多いですが、専門予備校の場合は外部模試の受験料(1回5,000円〜8,000円程度)が実費になることがあります。
  • 教材費:テキスト代が授業料に含まれているか、別売りかを確認しましょう。年間で5万〜10万円程度かかることもあります。
  • 施設維持費・冷暖房費:授業料とは別に、半期ごとに数万円ずつ請求されるケースがあります。

注意:見積もりを取る際は、必ず「講習費は含まれていますか?」「寮費の総額(食費や光熱費込み)はいくらですか?」と担当者に質問してください。「年間にかかる全ての費用の概算を出してください」と頼むのが一番確実です。

費用が安い医学部予備校のランキング

「医学部には行きたいけれど、家計の事情で高額な予備校には通えない……」と悩んでいる方も多いはずです。

ここでは、比較的費用を抑えられる「安い」医学部予備校について、その仕組みと注意点を交えて解説します。

ただし、ここで言う「安い」とは、「サービスの質を維持しながら、無駄なコストを削ぎ落としている」という意味であり、単に「安かろう悪かろう」ではない選択肢を紹介しますね。

授業をしないスタイルで低価格化:エースアカデミーなど

近年注目を集めているのが、従来の「授業」を廃止し、自学自習の管理に特化することで費用を抑えるタイプの予備校です。

その代表格とも言えるのがエースアカデミーです。

こちらの通信指導コースなどは、月額3万円台(税別)からという、医学部予備校としては破格の料金設定になっています。

通塾コースであっても、月額10万円以下に収まるプランがあり、年間総額でも100万円を切ることが可能です。

なぜここまで安いのか?

それは、高額な人件費がかかる「講義」を行わず、市販の参考書を使った学習計画の作成と進捗管理、そして医学生講師による質問対応にリソースを集中しているからです。

カリキュラム作成や課題のチェックといった「管理」の部分だけをプロに任せ、学習そのものは自分で行うスタイルですね。

大手予備校の単科受講・特待利用

また、大手予備校を賢く利用するのも手です。

「英語と数学だけ予備校で受講し、理科は独学やスタディサプリ等の安価な映像授業で済ませる」といったように、必要な科目だけをピンポイントで受講すれば、費用は大幅に抑えられます。

さらに、前のセクションでも触れますが、成績優秀者向けの「特待生制度」や「スカラシップ制度」を活用すれば、授業料が半額や全額免除になる可能性もあります。

駿台や河合塾などの大手は、成績上位層を優遇する制度が整っているので、模試の成績が良い人はこれを使わない手はありません。

パンダ

個人的にスタサプでオススメなのは化学と英語だよ!

安さのリスクと向き合う

ただし、安い予備校を選ぶ際には覚悟も必要です。低価格な予備校は、基本的に「手取り足取り教えてくれる」場所ではありません。

「今日は何を勉強すればいいの?」「朝起きられない」といった生活レベルの管理まではカバーしていないことが多いため、高い自律性が求められます。

「安さ」を優先するあまり、自分に必要なサポート(例えば、きめ細かな記述添削や、精神的なメンタルケア)が受けられず、結果的に多浪してしまっては元も子もありません。

自分の性格と相談して、「管理されなくても自分でできる」という自信がある場合にのみ、この選択肢を検討してください。

コスパ重視なら横浜予備校の定額制

「費用は抑えたいけれど、ある程度の管理やサポートは欲しい」「後から追加料金が発生するのは不安」……そんな方に、コストパフォーマンスの観点でランキング上位に入れたいのが横浜予備校です。

こちらの予備校は、医学部受験業界では珍しい「年間定額制」を明確に打ち出していることで知られています。

「追加徴収なし」の圧倒的な安心感

一般的な予備校では、夏期講習や冬期講習、直前対策講座などが別料金であることは先ほどお話ししましたね。

しかし、横浜予備校の医学部コース(既卒生)では、これらの講習費が最初から年間の学費に含まれています。

さらに、テキスト代や模試代、施設維持費、そして医学部受験に欠かせない面接・小論文対策の費用までもがコミコミになっているのです。

例えば、公式サイト等の情報(2025-2026年シーズン等の目安)によると、既卒生の医学部コースで年額約268万円(税別)といったプランが提示されています。

一見すると「300万円近くするなら安くないのでは?」と思うかもしれません。

しかし、他塾で授業料150万円+夏期講習30万円+冬期講習30万円+直前講習20万円+個別指導追加……と積み上げていくと、結局同じくらいか、それ以上になることが多々あります。

最初から「これ以上かかりません」という総額が見えていることは、家計の資金計画を立てる上で非常に大きなメリットです。

少人数制ならではの手厚さ

また、横浜予備校は少人数制を採用しており、生徒一人ひとりに目が行き届く環境です。

定額制でありながら、プロ講師への質問もしやすく、個別の学習相談にも乗ってもらえるため、「放置される」という心配がありません。

「大手のような大人数講義では埋もれてしまうけれど、個別指導だけで年間500万円払うのは厳しい」という層にとって、この「少人数×定額制」というモデルは、費用と効果のバランスが最も取れた選択肢の一つと言えるでしょう。

手厚い管理なら京都医塾もランキング入り

さて、ここまでは「いかに費用を抑えるか」という視点でお話ししてきましたが、視点を変えてみましょう。

「多少費用がかかってもいいから、何が何でも今年で合格したい」
「自分一人では甘えてしまうので、生活ごと管理してほしい」。

そんな切実な願いを持つ受験生におすすめしたいのが、京都医塾です。

「絶対合格」のための投資という考え方

京都医塾の費用は、はっきり言って安くはありません。

コースや選択オプションにもよりますが、年間で学費だけで数百万〜600万円、寮費を含めるとそれ以上になるケースもあり、医学部予備校の中でも高額帯に位置します。

しかし、それでも毎年全国から多くの受験生が集まってくるのには理由があります。

それは、ここが単なる予備校ではなく、合格のための「チーム医療」のようなサポート体制を提供しているからです。

徹底的な個人管理と環境

京都医塾では、生徒一人に対して13名もの講師がチームを組み、教科ごとのバランスを調整しながらカリキュラムを作成します。

「数学ばかりやって英語がおろそかになっている」といった偏りを、チーム会議で修正してくれるのです。

さらに特徴的なのが、生活面への介入です。専用の寮があり、管理栄養士が監修した食事が3食提供され、睡眠時間やスマホの利用まで指導が入ることがあります。

また、校舎には一人ひとりに専用の個室ブース(自分だけの勉強部屋)が与えられ、朝から夜までそこで勉強に没頭できます。

この環境は、言ってみれば「強制的に勉強せざるを得ない、かつ最高に勉強しやすい環境」をお金で買っているようなものです。

意志が弱くてついサボってしまう人や、何年も多浪してしまっている人にとって、この環境がもたらす強制力はプライスレスです。

もし、この環境のおかげで1年早く医師になれるなら、数百万円の差額は、将来の医師としての年収(後述しますが1,000万円以上)ですぐに回収できます。

「合格」という結果を最優先にするならば、京都医塾は極めて合理的な投資先と言えるでしょう。

オススメ医学部予備校の費用ランキングと選び方

ここまで、主要な予備校の特徴と費用相場を見てきました。

では、最終的にどうやって自分に合った予備校を選べばいいのでしょうか?

重要なのは、目先の金額の安さだけに飛びつくのではなく、将来のキャリア全体を見据えた「投資対効果」で判断することです。

ここからは、賢い選び方の基準を具体的にお伝えします。

  • 投資対効果で見る予備校費用の考え方
  • 特待生制度や減免で費用を抑えるコツ
  • 私立と国立で変わる医学部のトータル費用
  • 合格実績と費用のバランスをチェック
  • 医学部予備校の費用ランキング活用法

投資対効果で見る予備校費用の考え方

医学部予備校の費用を検討する際、ぜひ持っていただきたいのがROI(投資対効果)という視点です。

「予備校代が高いから安いところに行こう」と考えた結果、もし合格できずに浪人が1年延びてしまったらどうなるでしょうか?

1年の浪人がもたらす経済的損失

まず、単純に予備校代と生活費でさらに数百万円がかかります。

しかし、それ以上に大きいのが「逸失利益(将来得られるはずだったのに得られなかった収入)」です。

厚生労働省の「令和5年賃金構造基本統計調査」によると、医師の平均年収は約1,338万円(※規模10人以上の企業規模、きまって支給する現金給与額×12+年間賞与その他特別給与額から概算)といったデータがあります。

(出典:厚生労働省「令和5年賃金構造基本統計調査」

つまり、医師になるのが1年遅れるということは、将来受け取るはずだった約1,300万円をドブに捨てているのと同じことなのです。

これに予備校代などの直接費用を加えると、「1浪=約1,500万円〜2,000万円の経済的損失」という衝撃的な数字になります。

メモ:予備校費用は「消費」ではありません。将来稼ぐための「投資」です。「高い予備校に通ってでも1年で受かる」ほうが、トータルで見れば圧倒的に安上がりになる可能性が高いのです。

もちろん、高い予備校に行けば必ず受かるわけではありませんが、「合格確率を1%でも高めるための環境」にお金をかけることは、経済合理的にも正しい判断だと言えます。

迷ったときは、「この選択は、自分の合格確率を最大化してくれるか?」という基準で問い直してみてください。

特待生制度や減免で費用を抑えるコツ

「投資が必要なのはわかったけど、やっぱり手元の資金には限りがある……」という方もいるでしょう。

そんな時に頼りになるのが、各予備校が用意している「特待生制度」「減免制度」です。

実力次第で数百万円の節約も可能

多くの医学部予備校では、優秀な生徒を集めるために特待制度を充実させています。条件は予備校によって異なりますが、一般的には以下のような基準があります。

  • 模試の偏差値:大手模試での偏差値が一定以上(例:総合偏差値65以上など)の場合、授業料の一部が免除される。
  • 出身高校:指定された進学校出身者や、高校の評定平均が高い場合に入学金が免除される。
  • 入塾テスト:入塾時に行われる選抜テストで高得点を取ると、S特待、A特待などのランクに応じて授業料が減免される。

例えば、ある医学部専門予備校では、特待生認定されると年間授業料が最大で半額(200万円程度)免除になるケースもあります。

また、大手予備校のスカラシップ制度なら、授業料が全額免除に近い形で通えることも珍しくありません。

もし今の学力に自信があるなら、複数の予備校の特待認定試験を受けてみて、最も条件の良いところを選ぶという「逆指名」のような戦略も有効です。

自分の学力そのものが、費用を支払うための「通貨」になると思ってチャレンジしてみましょう。

私立と国立で変わる医学部のトータル費用

予備校選びとセットで考えなければならないのが、進学先である医学部の学費です。

「予備校代」と「大学の学費」は、一つの財布から出るものですから、トータルで予算を組む必要があります。

国公立vs私立:桁違いの学費差

ご存知の通り、国公立大学医学部の学費は6年間で約350万円程度と、他の学部と変わらない水準です。

これなら、多少予備校代にお金をかけても、トータルではお釣りが来ます。

一方、私立大学医学部は大学によって天と地ほどの差があります。

例えば、私立医学部の中で最も学費が安いとされる国際医療福祉大学は6年間で約1,850万円ですが、最も高額な部類に入る大学(川崎医科大学や東京女子医科大学など)では、6年間で4,500万円〜4,700万円規模の学費がかかります。

その差は2,500万円以上。

「私立でもいいから医学部に行かせたい」というご家庭の場合、もし学費の安い私立大学(国際医療福祉、順天堂、慶應、慈恵など)に合格できれば、それだけで2,000万円以上の節約になります。

そのため、「学費の安い私立医学部に特化した対策をしてくれる予備校」を選び、そこに資金を集中投下するという戦略も非常に有効です。

予備校代に500万円かけても、学費が2,000万円安くなれば、トータルコストは大幅に下がりますよね。

合格実績と費用のバランスをチェック

最後に、予備校の「合格実績」をどう見るかについてお話しします。

多くの予備校が「医学部合格者数No.1」といった広告を出していますが、ここには数字のトリックが隠されていることが多いので注意が必要です。

「数」よりも「率」と「中身」を見る

大手予備校は生徒数(母数)が数千人規模で存在するため、合格者「数」が多くなるのは統計的に当たり前です。

逆に、小規模な専門予備校は生徒数が少ないため、合格者数は少なくなります。 見るべきなのは、「最終合格率(在籍生徒のうち何%が進学できたか)」「どのような学力層からの合格か」です。

例えば、元々偏差値70あった生徒が合格するのはある意味当然ですが、偏差値50の生徒を1年で医学部に合格させた実績が多い予備校は、指導力が高いと言えます。

京都医塾や横浜予備校などが評価されているのは、こうした「逆転合格」の事例が豊富だからです。

費用が高い予備校を選ぶなら、「自分の今の学力から、本当に医学部に届かせてくれるのか?」という具体的なプロセスと実績を確認しましょう。

医学部予備校の費用ランキング活用法

長くなりましたが、結論として「医学部予備校 費用 ランキング」は、単なる安さ比べではなく、各予備校の「戦略」の違いを表していると理解してください。

費用を抑えつつ、定額制の安心感の中で着実に力をつけたいなら横浜予備校

背水の陣で挑むため、生活の全てを管理してもらい、環境にお金を払う覚悟があるなら京都医塾

基礎学力があり、自分で学習計画を立てられるなら大手予備校やエースアカデミー

このように、あなたの現在の学力、性格、そして家庭の予算によって「正解」は変わります。

この記事を読んだあなたが次にやるべきことは、気になった予備校の資料請求をし、必ず「体験授業」や「学習相談」に足を運ぶことです。

そして、担当者の目を見て、「ここでなら1年間、死に物狂いで頑張れるか」を自問してください。

その直感と、今日学んだ費用の知識を合わせれば、きっと後悔のない選択ができるはずです。

あなたの医学部合格を、心から応援しています!

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この記事を書いた人

京都在住の現役京大生・パンダです。

地方の公立高校に通っていた頃、右も左も分からないまま京都大学を目指すも、現役時代は不合格。しかし京大への思いを諦めきれず、浪人を決意しました。

周囲に予備校はなく、金銭的にも他県の予備校に通うのは難しかったため、「宅浪」という選択肢を選び、一年間独学で勉強。その結果、無事に京都大学に合格することができました。

この経験を通して、「受験に必要なのは才能ではなく、正しい情報と継続的な努力」だと実感しました。だからこそ、今は受験生の皆さんに向けて、役立つ情報を発信し、「情報の壁」を少しでも低くしたいという思いで活動しています。

趣味は漫画とアニメの鑑賞。体を動かすことも好きです!

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