こんにちは。現役京大生の受験バイブル、運営者のパンダです。
古文の勉強を進めていくと、「古文上達って、文法と読解を両方できるらしいけど実際どうなの?」と気になっているんじゃないかなと思います。あなたも、基礎編45と読解と演習56のどちらから始めるのか、自分のレベルに合っているのか、どう使えば古文が読めるようになるのか、そのあたりがモヤッとしていますよね。
この記事では、古文上達の特徴やレベル、基礎編45と読解編56の違い、収録内容や評判・口コミから、いつから始めるか・文法と読解をどう結びつけるか・何周するかといった効果的な使い方、そして終わったあと次にやる参考書まで、まるごと整理します。古文上達を正しく使えば、「文法は覚えたのに読めない」という壁を越えて、古文が読める科目に変わりますよ。一緒に見ていきましょう。
- 古文上達の特徴と基礎編45・読解編56の違い
- 文法と読解を結びつける効果的な使い方
- いつから始めて何周すべきかの目安
- 終わったあと次にやるべき参考書
※古文上達で読解の型を身につけた先、国語や他科目を独学でどう伸ばすか——偏差値30台から宅浪で京大に合格した私の勉強の「回し方」は 「パンダ式勉強法」完全版(note) にまとめています。
古文上達の特徴とレベル
まずは古文上達がどんな参考書なのか、その特徴とレベルから押さえていきましょう。基礎編45と読解編56の違いや対象者、難易度まで理解しておくと、「自分が今やるべきどちらの一冊なのか」がはっきり見えてきます。順番に見ていきますね。
古文上達とはどんな参考書か
古文上達は、Z会出版から出ている古文の読解演習参考書です。大きく分けて「古文上達 基礎編 読解と演習45」と「古文上達 読解と演習56」の2冊があり、レベルによって使い分けます。この記事では両方に触れながら、あなたに合った選び方を整理していきますね。
古文上達の最大の特徴は、文法・読解・演習を一冊で橋渡しできるところにあります。多くの受験生は、文法は覚えたのに実際の文章になると読めない、という壁にぶつかります。古文上達は、文法事項を確認しながら実際の古文で読解演習ができる構成なので、この「文法と読解のあいだの溝」を埋めてくれるんです。
文法を単独で覚えるだけでも、読解演習だけをこなすだけでも、古文はなかなか読めるようになりません。覚えた文法を、実際の文章の中でどう使うか——この橋渡しができるのが古文上達の強みです。だから、文法をひととおり学んだあとの「次の一冊」として定番になっているんですよ。
古文が苦手な人の多くは、「文法は一応やったけど、文章になると何が書いてあるか分からない」という状態で止まっています。これは、文法の知識が「テスト用の暗記」で終わっていて、読解の道具として使えていないから。古文上達は、その暗記した文法を実際の文章で使う訓練の場です。知識を「使える形」に変えることで、古文がぐっと読めるようになっていきますよ。
基礎編45と読解編56の違い
古文上達を選ぶうえで欠かせないのが、2冊の違いを理解することです。ここを間違えると、難しすぎたり簡単すぎたりするので、しっかり押さえておきましょう。
基礎編45(読解と演習45)は、文法の総復習と読解をセットにした一冊です。各講で文法事項を確認しながら、短めの古文で読解演習をしていきます。助動詞・敬語・識別など、古文文法の要点を、実際の文章の中で定着させられるのが特徴。共通テスト〜中堅国公立・私大レベルに対応します。
一方読解と演習56は、基礎編より難度が高い読解中心の演習書です。やや長め・難度高めの文章で、記述を含む設問に取り組みます。難関国公立や早慶レベルの読解に対応する内容で、基礎編や文法・単語を終えた人が、さらに読解力を鍛える段階で使います。
- 基礎編45:文法復習+読解の橋渡し。共テ〜中堅大。まずはここから
- 読解と演習56:難度高めの読解演習。難関国公立・早慶レベル
- 基本は「基礎編45 → 読解と演習56」の順
おすすめは、まず基礎編45で文法と読解をつなげてから、必要に応じて読解と演習56に進む流れです。「基礎編」という名前でも侮れない歯ごたえがあるので、文法があやふやな人はまず基礎編から。難関大を目指す人が、基礎編のあとに56で仕上げる、というイメージで選んでくださいね。
どちらを買えばいいか迷ったら、まずは基礎編45から入るのが無難です。「基礎編」とはいえ読解演習としてしっかり力がつくので、多くの受験生にとってはここが主戦場になります。基礎編を終えて「もっと難しい読解を積みたい」「志望校が難関だ」と感じたら、そのときに読解と演習56を検討すればOK。いきなり56から入ると難しすぎることが多いので、順番を守るのが安全ですよ。
対象となるレベルと到達点
古文上達が向いているのは、古文文法を一通り学んだ人が、文法の定着と読解の橋渡しをしたい段階です。文法の参考書(ステップアップノートやわかりやすい古典文法など)を終えて、これから実際の文章を読んでいく、という人にちょうど合います。
気をつけてほしいのは、単語と文法を並行して続けることが前提だということ。古文は、単語・文法・読解の3つがそろって初めて読めるようになります。古文単語帳(古文単語315など)や文法の学習を止めずに、古文上達と並行して進めるのが正しい使い方です。
到達点としては、覚えた文法や単語を使って、初見の古文を根拠を持って読み解ける状態になること。基礎編45を仕上げると共通テスト〜中堅大の古文に、読解と演習56まで仕上げると難関大の読解に対応する力の土台ができます。まずは自分の志望校レベルに合わせて選びましょう。
古文は、英語と同じで「単語・文法・読解」の3本柱で成り立っています。どれか一つが欠けても読めるようにはなりません。古文上達が担うのは主に「読解」と「文法の定着」で、単語は別で覚える必要があるという点は最初に押さえておきましょう。単語帳をサボったまま古文上達だけをやっても、知らない単語だらけで読めません。3本柱をそろえる意識で取り組んでくださいね。
収録内容と構成
基礎編45の構成は、文法テーマ別の講+短めの古文読解問題+詳しい解説・全訳・重要語句、という流れです。各講で助動詞や敬語、識別といった文法事項を確認し、それを実際の文章で使う演習ができます。文法と読解が地続きになっているのが、この本のいちばんの良さですね。
読解と演習56は、やや長めで難度の高い文章を扱い、記述を含む設問が中心です。文学史や和歌の解説もついているので、読解だけでなく、難関大で問われる周辺知識も一緒に身につけられます。基礎編より一段深い古文の世界に踏み込む内容になっています。
古文上達の解説は、正解を示すだけでなく、なぜその現代語訳・その解釈になるのかを丁寧に追ってくれます。全訳もついているので、自分の読み取りとどこがズレたかを一文ずつ確認できる。独学でも「読み方の型」が身についていきますよ。
どちらの本も、解説と全訳が丁寧なので独学で進めやすいのが特徴です。自分で読解問題を解いて、解説と全訳で答え合わせをし、重要語句や文法を復習する。この一連の流れを一冊の中で完結できるのが、古文上達が支持される理由ですよ。
特にありがたいのが、全訳がついていること。古文は、自分の読み取りが合っているかを自分だけで判断するのが難しい科目です。全訳と照らし合わせて、どこで意味を取り違えたかを一文ずつ確認できると、独学でも精度の高い復習ができます。「なんとなく訳せた」で済ませず、全訳と自分の訳を丁寧に比べる。この作業を積み重ねることで、正確に読む力が育っていきますよ。
評判や口コミからわかる難易度
実際の評判を見ると、「文法と読解をつなげられる」「解説が詳しい」「演習量がちょうどいい」「古文が読めるようになった実感がある」という声がとても多いです。文法から読解への橋渡し役として、高い評価を得ています。
一方で、注意点として挙がるのは「文法・単語が未習だと難しい」「基礎編でも意外と歯ごたえがある」「読解と演習56はかなり難しい」という意見です。これらは弱点というより、使うタイミングとレベル選びを間違えなければ問題にならない話。自分のレベルに合った冊を選べば、しっかり力になります。
位置づけを整理すると、文法参考書で基礎を学び、古文上達 基礎編45で文法と読解をつなげ、読解と演習56で難関レベルの読解を積み、過去問へ、という流れになります。自分が今どの段階にいるかを把握して、一段ずつ上がっていくのが古文攻略の王道ですよ。
「基礎編でも意外と難しい」という声は、たいてい文法や単語がまだ固まっていない人から出ます。逆に、文法をしっかりやってから取り組んだ人は「ちょうどいい」と感じることが多い。難しく感じるかどうかは、本のせいではなく前提知識の差であることがほとんどです。もし基礎編が難しすぎると感じたら、いったん文法と単語に戻ってから再挑戦すると、驚くほど読みやすくなりますよ。
古文上達の効果的な使い方
ここからは実践編です。良い参考書でも、使い方を間違えると効果が半減します。いつから始めるか、文法と読解をどう結びつけるか、単語との並行、何周するか、そして終わったあと次に何をやるか。古文を得点源にするための使い方を、具体的に解説していきますね。
いつから始めるのがよいか
古文上達を始めるタイミングは、古文文法を一通り学んだあとが大原則です。多くの受験生にとっては、高2の後半から高3にかけてが着手の目安。文法の参考書を一周してから、基礎編45で文法と読解をつなげる、という流れが自然です。
ここで焦ってはいけないのが、文法を飛ばさないこと。助動詞の活用や意味、敬語があやふやなまま読解演習をしても、文章の意味が取れずに演習になりません。急がば回れで、まずは文法をひととおり固めてから古文上達に入るほうが、結果的にずっと早く読めるようになりますよ。
「文法は覚えたのに、実際の文章になると読めない」という人にこそ、古文上達はぴったりです。その『読めない』の正体は、覚えた文法を文章の中で使う練習が足りないこと。まさにその橋渡しをしてくれるのが古文上達なので、今が取り組みどきかもしれませんよ。
文法と読解を結びつける進め方
古文上達の使い方でいちばん大事なのが、文法を「読解の道具」として使う意識を持つことです。各講で確認した文法事項を、読解問題の中で実際に使ってみる。ここを意識するかどうかで、身につき方がまったく変わります。
進め方の手順はこうです。まず各講の文法事項を確認する。次に読解問題を自力で解く。このとき、助動詞の意味や敬語の主体を、文法の知識を使って一つずつ判断する。そのうえで解説と全訳で答え合わせをし、読み違えた原因を確認する。文法と読解を切り離さず、つねにセットで考えるのがコツです。
- その講の文法事項を確認する
- 読解問題を、文法を使って自力で解く
- 解説・全訳で答え合わせし、読み違いの原因を確認
- 重要語句と文法を復習して仕上げる
読解でつまずいたときは、たいてい文法か単語のどちらかが抜けています。「なんとなく訳す」のではなく、助動詞や敬語を根拠に訳す癖をつけると、初見の古文でも安定して読めるようになります。文法の知識が、読解の中で生きた道具に変わっていく感覚を大事にしてくださいね。
特に意識したいのが、主語の把握です。古文は主語が省略されることが多く、「誰がその動作をしているのか」を取り違えると、話が丸ごと分からなくなります。敬語の種類や文脈から主語を判断するのが古文読解の肝で、古文上達はこの練習にうってつけです。読解問題を解くときは、つねに「今の主語は誰か」を意識する。この習慣が、古文が読めるかどうかを大きく分けますよ。
単語と復習で定着させる方法
古文を読めるようにするには、単語の継続と、読んだ文章の復習が欠かせません。古文上達を進めながらも、古文単語帳は並行して続けてください。単語を知らなければ、どれだけ文法や読解の練習をしても、文章の意味は取れません。
復習のやり方は、読解問題で出てきた重要語句や文法を、その場で覚え直すこと。そして音読も効果的です。一度読解した古文を、現代語訳を思い浮かべながら音読することで、古文のリズムや言い回しが体になじんでいきます。これは英語の音読と同じで、地味ですがよく効きますよ。
復習のコツは、間違えた設問や読み違えた箇所に印をつけ、後日もう一度、何も見ずに読み直すこと。「解説を読んで分かった」と「自力で読める」はまったく別物なので、必ず自力での読み直しまでセットにしましょう。単語の継続と読んだ文章の復習、この2つを地道に続けることが、古文が読めるようになる近道ですよ。
音読をするときは、現代語訳を頭に思い浮かべながら読むのがポイントです。ただ古文の音を追うだけでは意味がありません。一文ごとに「これはこういう意味」と理解しながら音読することで、古文特有の言い回しや助動詞の使われ方が体になじんでいきます。何度も読んだ文章は、文法を意識しなくても意味が取れるようになる。この感覚が増えていくと、初見の古文も怖くなくなりますよ。
何周すればよいか周回のコツ
参考書は1周して終わりにすると、ほとんど身につきません。古文上達も、間違えた問題や読み違えた文章を中心に2周ほど回すのがおすすめです。特に文法の識別(助動詞の意味の見分けなど)は、繰り返すうちに即答できるようになっていきます。
周回のコツは、スラスラ読めた文章は飛ばし、つまずいた文章だけを繰り返すこと。1周目で理解度に印をつけておけば、2周目は苦手な文章と文法に集中できて、時間を節約できます。全部を均等に繰り返すより、弱点に時間を割くほうが効率的です。
1周目で読めない文章が多くても落ち込む必要はありません。古文は、慣れるまでは誰でも読みづらいものです。文法の識別が即答できる状態を目指して、繰り返し取り組むうちに、読めるスピードが確実に上がっていきますよ。地道な反復が、古文では特に効いてきます。
特に周回で意識したいのが、文法の識別問題です。「なり」が断定なのか伝聞推定なのか、「る・れ」が受身なのか可能なのか——こうした識別は、パッと判断できるまで繰り返すことが大切です。識別が瞬時にできるようになると、読解のスピードと正確さが一気に上がります。古文上達の演習の中で、識別があやしかったところを重点的に回すと、効率よく弱点を潰せますよ。
終わったあと次にやる参考書
古文上達(基礎編45、あるいは読解と演習56まで)を仕上げたら、次のステップに進みましょう。基本的には、志望校の過去問に進むのが王道です。古文上達で身につけた読解力を、実際の入試問題でどう使うか、時間配分も含めて慣れていきます。
まだ基礎編45しか終えていない場合は、志望校のレベルに応じて読解と演習56に進むかを判断しましょう。難関国公立や早慶を目指すなら56まで、共通テスト中心や標準私大なら基礎編45+過去問でも十分なことがあります。さらに難しい読解を積みたいなら、得点奪取古文などの記述対策書もよく使われます。
過去問や上のレベルに進む前に、古文上達の文章を「文法を根拠に、自力で読める」状態になっているか確認しましょう。まだあやしいなら、無理に上へ行かず、単語と文法の復習を挟むほうが力になります。焦らず、土台を固めてから一段上がってくださいね。
いずれにしても、次に進む前に「古文上達が本当に仕上がっているか」を冷静に確認することが大切です。あれもこれもと手を広げるより、一冊をしっかり消化するほうが力になります。自分の志望校と現在地に合わせて、無理のない一段を選んでくださいね。参考書選びに迷ったら、学校や予備校の先生に相談するのもおすすめです。
そう、古文は単語・文法の暗記と読解を、どう回すかで読めるようになるかが決まります。
覚えた知識を「初見でも読める」に変える暗記と復習の仕組み、国語も含む科目別の勉強法を、偏差値30台から宅浪で京大に受かったnote(第一章・第三章)で具体的に解説しています。
古文上達を使いこなすまとめ
最後にまとめます。古文上達は、文法・読解・演習を一冊で橋渡しできる古文の参考書です。基礎編45は文法復習と読解の橋渡し(共テ〜中堅大)、読解と演習56は難関レベルの読解演習、と役割が分かれていて、基本は基礎編45→56の順。「文法は覚えたのに読めない」壁を越えるのに最適な一冊です。
使い方のポイントは、文法を一通り終えてから始めること、文法を読解の道具として使う意識を持つこと、単語帳を並行して続けること、そして間違えた文章を中心に2周ほど繰り返すことです。文法と読解を切り離さず、つねにセットで考えるのが、古文が読めるようになる最大のコツです。
古文は、一度読めるようになると安定して得点できる、コスパの良い科目でもあります。英語や数学に比べて範囲が狭く、単語・文法・読解の型が身につけば、初見の文章でも対応できるようになるからです。古文上達で読解の型を身につければ、そこから先は得点が安定しやすい。苦手なうちは大変ですが、乗り越えた先には、他の受験生と差をつけられる武器が待っていますよ。
古文は、単語・文法・読解の3つがそろって初めて読めるようになる科目です。古文上達は、その3つをつなげてくれる橋渡し役として頼れる存在。読めない時期があっても、文法を根拠に読む練習を淡々と続けていけば、必ず古文は読めるようになっていきますよ。なお、収録内容や版の仕様は変わることがあるので、最新の情報はZ会の公式サイトをご確認ください。古文上達を使いこなして、古文を得点源にしていきましょう。一緒にがんばりましょうね。
古文だけでなく、全科目を独学で仕上げたいあなたへ
偏差値30台から宅浪で京都大学に合格した全手順を、1冊のnoteにまとめました(全6章・6万字)。古文で身につけた「暗記を読解に変える」やり方を、全科目に応用する方法がわかります。
- 第一章: 「分かる」を「できる」に変える学習サイクルと、忘れない復習・暗記の仕組み
- 第三章: 各科目の勉強法を、志望校レベル別に使う参考書とルートまで具体化
- 購入者特典: 独学最大の弱点「聞ける人がいない」を埋めるAI活用プロンプト集
現在2,980円。20部で3,980円に上がります。


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