【宅浪生や独学者必見】挫折しない勉強計画の立て方徹底解説

勉強法

みなさんこんにちは、パンダです。

私は、現役で京都大学に不合格だったあと、1年間宅浪をして再挑戦し、見事合格をつかみ取りました。その1年は、塾や予備校には通わず、完全に自分で勉強計画を立てて独学でやり抜いた一年でもあります

今回の記事では、その私が1年間くじけずに続けることができた「挫折しにくい勉強計画の立て方」をご紹介していきます。

これを読むことで、あなたも自分で計画を立てて、ブレずに勉強を進められるようになるはずです。では、さっそく始めましょう!

上手に勉強計画を立てて、効率よく学習を進めよう!


ステップ1:合格までに「やるべきこと」を把握しよう

まず最初にやるべきことは、合格に必要な学習の全体像を把握することです。

ざっくり言えば、どの科目も以下のようなステップで進んでいくのが一般的です。

  • 範囲学習(インプット)
  • 基礎演習(簡単な問題で理解を固める)
  • 標準演習(共通テスト〜中堅国公立・私大レベル)
  • 過去問演習
  • 過去問の振り返り+弱点補強や応用演習

ただし、これはあくまで一般論。科目によっては応用演習は不要だったり、配点が高い科目にはより手厚く時間をかけたいこともあるでしょう。

自分が受ける大学の配点や必要なレベルをしっかり確認して、「自分にはどこまでの学習が必要か」をまず見極めてください。ここを曖昧にしたままだと、後々の計画もブレます。

この時、各ステップにざっくりどのくらい時間がかかりそうかも一緒に見積もっておくと、次のステップが作りやすくなります。


ステップ2:やるべきことを時期ごとにざっくり割り振る

やるべきことと、その所要時間のイメージがつかめたら、次はそれを1年間のスケジュールに当てはめていく作業です。

ここでのポイントは、「ざっくりでいい」ということ。完璧を求めすぎると、逆に崩れやすくなります。

たとえばこんなふうに割り振っていくと良いでしょう:

  • 4〜6月:インプット(範囲学習)+基礎演習
  • 7〜9月:標準演習
  • 10〜12月:過去問演習
  • 1〜2月:過去問振り返り&弱点補強

注意点①:演習には“復習の時間”が倍くらいかかる

これは私自身の経験から言えることなのですが、演習にかかる時間は「解く時間」だけではありません。むしろ、それ以上に「復習」に時間がかかります。

特に記述式の問題や数学の演習は、「一回解いたら終わり」ではなく、何度も反復する必要があります。結果的に、演習に使った時間と同じくらい復習に時間を取られると思っておいた方が計画が狂いません。

演習量が増えてくる夏以降は、その点も考慮しておきましょう。

注意点②:「完璧な計画」は立てなくていい

勉強を進めていく中で、「思ったより時間がかかる単元」や「意外とすぐに終わる分野」が必ず出てきます。

これをあらかじめ完全に予測することは不可能です。なので、「〇月中に終わらせる」くらいのゆるい幅をもたせた設計にしておくのが現実的です。

1〜2ヶ月くらいの幅を持たせながら、「この時期はこれをやる」とざっくり進めて、試験が近づくにつれて徐々に計画の精度を上げていきましょう。

ステップ3:1週間単位で具体的に落とし込む

ここまでで「合格までにやるべきこと」と、それを大まかに「時期ごと」に割り振るところまでできましたね。ここからは、その大枠の計画をさらに細かく1週間単位に分けていくステップに入ります。

例えば、英語の基礎参考書を1ヶ月で終わらせたい場合――
4章構成だったとしたら、こんな感じで分けるといいかもしれません。

  • 第1週:第1章〜第2章の前半まで
  • 第2週:第2章の後半〜第3章まで
  • 第3週:第4章
  • 第4週:総復習

こんなふうに、週ごとの進捗を「ざっくり」決めておくのがポイントです。細かすぎず、大まかすぎず。
この「ざっくり感」が、後々の柔軟な調整を可能にしてくれます。


ステップ4:毎朝、柔軟に計画を見直す

ここまで来ると、1週間単位のスケジュールができあがってきたと思います。
でも、「1日ごと」にガチガチにスケジュールを決めるのはおすすめしません

というのも、1日単位の計画は誤差が出やすく、むしろストレスの原因になるからです。
私自身もやってみたことがありますが、たった数日でズレてしまって、結局修正が面倒になってしまいました。

なので、おすすめのやり方は「毎朝ざっくり計画を立てる」ことです。

例えば:

  • 朝「今日はこの問題集の〇ページまでは進めよう」
  • 翌朝「昨日はここまでしかできなかったから、今日はその分もやろう」

といったように、毎朝、その日の計画を立て直すスタイルです。これなら、ズレてもその都度調整できるので、継続しやすいんです。


計画を立てるうえで持っておいてほしいマインド

さて、ここまでで「ステップ1〜4」をお伝えしましたが、計画をうまく機能させるために大切なマインドについても最後にお話ししておきます。

マインド①:勉強計画はずれるのが“当たり前”

どれだけうまく立てたつもりでも、勉強計画は必ずズレます。

  • 思ったより基礎演習に1ヶ月多くかかった
  • 復習が終わらなくて先に進めなかった
  • 逆に、予定より早く終わった

こういうことが、1〜2ヶ月単位で普通に起きてきます。
でも、それで落ち込む必要はまったくありません。むしろ、「ズレたら直せばいい」くらいの感覚でOK。

完璧主義で固めてしまうと、ズレたときに一気にモチベーションが下がってしまいます。
計画は「修正する前提」で立てる。これが続けるコツです。


マインド②:目的は“計画通りに進めること”ではなく“合格すること”

そして何よりも大事なのが、目的を見失わないこと

勉強計画を立てていると、つい「この参考書を終わらせること」とか「このステップを順番通りにこなすこと」が目的化してしまうことがあります。
でも、本来の目的はそんなことではありませんよね。

目的はただ一つ、「大学に合格すること」です。

たとえば、基礎演習に時間をかけすぎてしまったなら、標準演習を飛ばして先に過去問に触れたほうが良い、という判断もあるかもしれません。

そんなときに、「ステップ通りに進めなきゃ」と固執してしまうと、かえって合格が遠のいてしまうことだってあります。

常に「自分にとって最短で合格できる道はどれか?」という視点で、計画を見直すようにしましょう。
計画は、常に“最新の自分”に合わせてアップデートしていくものです。


まとめ|勉強計画は“柔軟性”がカギ!

ここまで、「1年続けられる挫折しにくい勉強計画の立て方」として、

  • 合格までにやるべきことを把握する
  • それを時期ごとにざっくり割り振る
  • さらに1週間単位で落とし込む
  • 毎朝調整しながら柔軟に進めていく

という流れをご紹介してきました。

そして最後にお伝えしたように、大切なのは「柔軟に修正しながら続ける力」です


計画がズレるのは当たり前。目的は、あくまで「合格すること」。
このマインドを忘れず、日々の勉強に取り組んでいってください。

それでは、今日もコツコツ、前に進んでいきましょう!応援しています!

以上パンダでした。

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