みなさんこんにちはパンダです。
地方公立高校から京大に進学した自身の経験をもとに、教育環境が都市部ほど整っていない地方の学生が難関大学に進学するための力になりたいと思いこのブログを書いています。
突然ですが皆さん英語は得意ですか?正直私は苦手でした。
英語がいつも足を引っ張り京大模試では英語の偏差値が40台とかなり苦労していました。
しかし勉強法を変えてからはみるみると成績が伸びていき京大模試で偏差値が60を上回るようになっていきました。
そこで今回は英語が伸び悩んでいる人に向けて私が実践した勉強方法を紹介したいと思います。
この方法を参考にすることで英語が伸び悩んでいる人も成績を上げることができると思います。
特に最後の4ステップ目はあまり知られていない内容なのでぜひ参考にしてみてください。
なお今回は英語のリーディングにしぼってお話したいと思います。

英語を得意科目にしよう!
英語の勉強法5ステップ
英単語・文法の基礎を習得する
まずは英単語と文法の基礎を勉強します。
というのも基本単語で詰まっていてはこの先いちいち手が止まり非効率的だからであり、文法が理解できていないと正しい読解はできないからです。
まず英単語についてですがターゲットやシス単などの基本教材の勉強をしてください。
一度にすべて覚えることは不可能なので回転数を意識した勉強法を取ってください。
英単語の効率のいい覚え方について詳しくは別の記事で解説します。
英単語と並列して文法の勉強も行います。
具体的にはまず参考書や授業などで文法の論理をおさえてその後演習に入っていきます。
この際私はスタディサプリの関先生の授業を受講しました。内容が簡潔にまとまっており頭にも残りやすいのでおすすめです。
次の演習についてですがここは2通りに分かれると思います。
まず志望校の問題で文法問題が出ない人(国立大学に多い)は基本的な演習だけでよいと思います。
というのも読むための英文法が身についているのなら少しでも早く次のステップに進んだほうが良いからです。
基本的な演習の教材としては英文法ポラリス1をおすすめします。大事な内容だけまとまっており短期間で仕上げられます。
次に志望校の問題で文法問題が出る人はしっかりと文法問題の演習を積んだほうが良いでしょう。
そのような人はネクステやヴィンテージなどに取り組んでください。
英文解釈を行う
次に基本的な文の読み方を学んでいきます。
英文解釈では文法事項も多く出てくるので良い復習になると思います。
参考書としては英文解釈ポラリnス1や京大などの英語が難しいところを受ける人は英文熟考などをやるとよいと思います。
英文解釈をする際に気を付けてほしいのは初めて見た文でも同様の読み方ができるようにすることです。
そのためには英文を音読するときにただ意味を取りながら音読するのではなく、どうしてこのように読めるのかのポイント(例えば後ろが不完全文のthatなので関係代名詞と読めるなど)を意識しながら音読することが大切です。
勉強の目的が参考書をしあげることでなく初見の英文を読めるようにすることであるというのは忘れないようにしましょう。
ただしここまで一切英語の長文を読んでない人は先に一冊基礎的な英語長文の本をすることをおすすめします。
とはいえ学校などでステップ1の勉強をしている際にも英語を読む機会があると思いこれは5ステップの中から外しました。
英語長文の演習を行う
ここまでで原理的には英語長文がよめるようになっているはずです。
自身がギリギリ読めるぐらいのレベルのものを探してきて2徐々にレベルを上げながら志望校の過去問のレベルの少なくとも一つ下のレベルまで演習することをおすすめします。
この際読めなかった文についてはその原因を分析し適宜復習するようにしてください。
この復習作業がとても大切で、これまでやってきたことを定着させることになるので、復習はあまり楽しくありませんが丁寧に行ってください。

復習大切だよ!
過去問を解いてみる
ここで志望校の過去問を解いてみます。人によって出来は様々だと思いますがここで合格点をとれる人はごく少数だと思います。
合格点を取れた人は英語の勉強量を落として他の合格点を取れていない科目に時間を割くとよいでしょう。ただ英語の感覚を失わないために二日に一回は長文を読むようにしてください。
合格点を取れなかった人は原因を分析してください。そもそも読めない文があるときは単語、文法、解釈の内のいずれかが抜けている場合が多いので読めなかったところをピンポイントで復習してください。
そうではなく一文一文の意味は分かるのに全体として何が言いたいのかわからないという人もいると思います。
これは難関大学の学術的な文章を読むときに起こりがちなことです。
そのような人はここまでの勉強はしっかりと身についているということなので次のステップに進んでください。次のステップでこの部分を対策していきます。
長文の読み方を勉強する
さてここでは過去問を解いてみて一文一文の意味は分かるのに全体として何が言いたいのかわからないという人のための対策を行います。
難関大学の英文では英語そのものの難しさというよりは、文章自体の難しさが高いというものもあります。
このような文章を読むためには長文の読み方を勉強しないといけません。
具体的にどのような勉強をするかについてですが、私はただよびの西きょうじ先生が行っているロジカル英文読解を基礎編から進めていくことを強くお勧めします。
この講座はYouTubeに配信されており無料なのにも関わらずかなり完成度の高い講座で難関大の英語長文につまっているひとの救世主になり得る講座です。
英語の論理的な読み方を学ぶことで、難しい文が読めるようになるだけでなく、濃淡をつけて読めるようになるので速読もできるようになります。
基礎編は扱う英文はかなり簡単ですが、英文が簡単な分長文の読み方というところに集中できるので必ず基礎編から受講してください。
これが終わると志望校の過去問に戻りさらに演習を積んでみてください。
まとめ
ここまで英語の勉強方法についてお話してきました。
英語は言語の科目なので他の科目に比べて、正しい方法で勉強すればだれでも成績を上げやすい科目です。
ここで述べたことを参考にしながらぜひ英語の勉強を頑張ってください。
私は頑張る受験生を応援しています。
以上パンダでした。
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