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河合塾模試偏差値目安は?京大生が判定や大学レベルを徹底解説

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こんにちは。現役京大生の受験バイブルのパンダです。

模試の結果が返ってきたとき、成績表に書かれている「偏差値」や「判定」の文字を見て、心臓がバクバクした経験はありませんか?

「あと少しでB判定だったのに…」とか「偏差値が前回より下がってしまった…」と一喜一憂してしまう気持ち、痛いほどよくわかります。

私も受験生時代、特に宅浪をしていた頃は、模試の結果だけが自分の勉強の正しさを証明してくれる唯一の材料だったので、結果を見るたびに胃が痛くなっていました。

河合塾の全統模試は受験者数が非常に多く、大学受験における「標準的な物差し」として広く信頼されています。

だからこそ、その偏差値目安を正しく理解し、判定の裏にある意味を読み解くことが、合格への最短ルートを走るためには不可欠なんです。

この記事では、全統共通テスト模試や記述模試といった種類の違いによる偏差値の捉え方から、駿台や進研模試との比較、そしてE判定からの逆転合格を見据えたデータの活用法まで、私の京大合格の経験も交えて徹底的に解説します。

単なる数字の羅列ではなく、「明日からどう勉強すればいいか」が見えてくる実践的な内容になっていますので、ぜひ最後まで付き合ってくださいね。

この記事で分かること
  • 河合塾全統模試の種類ごとの偏差値目安と具体的な大学レベル感がわかる
  • 全統共通テスト模試と記述模試それぞれの評価基準と重視すべきポイントが理解できる
  • 他社の模試(駿台・進研)との偏差値の違いや比較方法が明確になる
  • 現状の偏差値や判定結果を冷静に分析し、志望校合格に向けた具体的な対策が立てられるようになる

河合塾模試偏差値目安と各模試の特徴

河合塾が実施する「全統模試」は、年間延べ数百万人が受験すると言われる、まさに受験界のスタンダードです。

受験者数が圧倒的に多いため、特定の高校や地域に偏ることなく、全国規模での自分の立ち位置(偏差値)がかなり正確に出るのが最大の特徴ですね。

とはいえ、一口に「全統模試」と言っても、マーク式や記述式、特定大学向けなどいくつかの種類があります。

ここではまず、主要な模試ごとの偏差値目安とレベル感について、詳しく深掘りしていきましょう。

  • 全統共通テスト模試の偏差値とレベル
  • 全統記述模試で見られる実力評価
  • 全統医進模試の難易度と偏差値
  • 全統高1・高2模試の学力基準
  • 模試判定と偏差値の正しい見方

全統共通テスト模試の偏差値とレベル

まず最初にお話しするのは、多くの受験生が受けることになる「全統共通テスト模試」についてです。

これは大学入学共通テストの出題形式(全問マークシート方式)に準拠した模試で、国公立大学を目指す人にとっては避けて通れない重要なテストです。

私立大学志望の人にとっても、共通テスト利用入試の判定が出るため、自分の基礎学力を測る絶好の機会となります。

圧倒的な母集団と信頼性

全統共通テスト模試の最大の特徴は、その母集団の大きさです。

全国の進学校の生徒から浪人生まで、非常に幅広い層が受験します。

そのため、ここで算出される偏差値は、実際の入試における競争力をかなりリアルに反映していると言えます。

極端に難しい奇問が出ることは少なく、教科書レベルの基礎知識を正しく理解し、それを共通テスト特有の形式で処理できるかが問われます。

一般的に、この模試の難易度は「本番の共通テストと同じか、やや難しめ」に設定されています。

これには理由があって、本番で多少難しい問題が出ても焦らないように、あえて少し負荷をかけているんですね。

ですから、この模試で取れた点数や偏差値は、本番での得点能力を占う上で非常に信頼できる指標になります。

パンダ
パンダ

個人的に河合塾の共通テスト模試が一番本番に近い難易度だと思うよ!

偏差値帯別・大学難易度の詳細目安

では、具体的にどの程度の偏差値があれば、どのレベルの大学が視野に入るのでしょうか。

文系・理系や学部によって細かな違いはありますが、大まかな目安を以下の表にまとめました。

自分の志望校がどの位置にあるか、確認してみてください。

偏差値帯大学レベル目安(文系・理系・医学部)到達目標イメージ
70以上東京大学、京都大学、一橋大学、東京工業大学、国公立大学医学部医学科、早稲田・慶應義塾大学(最難関学部)など全国トップレベル。
基礎に穴はなく、応用力も完成されている状態。
65~69大阪大学、東北大学、名古屋大学、九州大学、北海道大学(上位学部)、早慶(上位学部)、上智大学、東京理科大学(上位)など旧帝大合格ライン。
苦手科目がなく、得意科目で大きく稼げる力がある。
60~64筑波大学、横浜国立大学、神戸大学、千葉大学、MARCH(明治・青山・立教・中央・法政)上位、関関同立(同志社など)上位など難関大への登竜門。
基礎は固まっており、標準問題を確実に取り切る力が必要。
55~59地方国公立大学(金沢・岡山・広島など)、MARCH中堅~下位、関関同立、学習院大学、芝浦工業大学など平均より上位の層。
応用問題には課題があるが、基本問題での失点は少ない。
50~54地方国公立大学(下位)、日東駒専(日本・東洋・駒澤・専修)、産近甲龍(京都産業・近畿・甲南・龍谷)など全国平均レベル。
基礎知識にまだ抜け漏れがあり、強化が必要な段階。

補足情報

河合塾の偏差値は50がちょうど真ん中(平均)です。

正規分布を仮定すると、偏差値60は上位約16%、偏差値70は上位約2.3%に相当します。

つまり、偏差値60を超えるということは、受験生全体の上位6人に1人に入っているということになります。(出典:河合塾 Kei-Net『大学入試情報サイト』

ここで意識してほしいのは、「偏差値60の壁」です。

多くの受験生が地方国公立やMARCH以上を目指しますが、そのボーダーラインとなるのが概ね偏差値60前後です。

この壁を超えるためには、単に知識を詰め込むだけでなく、マーク模試特有の「形式慣れ」や「時間配分」のスキルも求められます。

もし今50台で停滞しているなら、知識のインプットと並行して、アウトプットの速度を上げる練習が必要かもしれません。

全統記述模試で見られる実力評価

次に、全統記述模試についてお話しします。

共通テスト模試が「処理速度と正確性」を測るものだとしたら、記述模試はあなたの「思考力と表現力」を測るテストです。

国公立大学の二次試験や、難関私立大学の一般入試を想定して作られており、部分点がもらえる記述式・論述式の問題が中心となります。

「なんとなく」が通用しない世界

記述模試では、答えだけ合っていても満点はもらえません。

「なぜその答えになるのか」という過程を論理的に説明できて初めて評価されます。

例えば数学なら、計算結果が合っていても、途中の論証が不十分なら大幅に減点されますし、逆に計算ミスをして答えが違っていても、考え方の筋道が合っていれば部分点がもらえることもあります。

この模試の偏差値は、共通テスト模試に比べて、より「本質的な学力」を反映しやすい傾向にあります。

マーク式なら4択の中から「なんとなくこれかな?」で正解できてしまうこともありますが、記述式では完全に理解していないと白紙になってしまいますからね。

偏差値の出方と共通テスト模試とのギャップ

よくある悩みとして、「共通テスト模試の偏差値は高いのに、記述模試になると下がる」というケースがあります。

これは、知識の「暗記」はできているけれど、「活用」や「体系化」ができていない典型的なパターンです。

難関大を目指す場合、最終的な合否を決めるのは二次試験(記述)の配点が高いケースが多いため、記述模試の偏差値が低いのは致命傷になりかねません。

ドッキング判定の重要性

河合塾模試の大きなメリットの一つに「ドッキング判定」があります。

これは、全統共通テスト模試と全統記述模試の結果を組み合わせて、国公立大学の実際の入試配点(共通テスト+二次試験)に合わせて合格可能性を判定するシステムです。

単独の模試判定よりも精度が高いので、国公立志望者は必ずセットで受験して、このドッキング判定を確認するようにしてください。

目指す大学レベルにもよりますが、旧帝大クラス(京大・阪大など)を狙うなら、記述模試での偏差値65以上は必須と言えます。

特に英語や数学などの主要科目で、「解答用紙を埋めきる力」があるかどうかが、偏差値を大きく左右します。

「わかっているつもり」を「相手に伝わる解答」に変換するトレーニングを積むことで、記述模試の偏差値はグッと伸びますよ。

パンダ
パンダ

記述での得点を上げるためにはマークシート形式の演習でも根拠をもって答えるようにするといいよ!

全統医進模試の難易度と偏差値

もしあなたが医学部医学科を目指しているなら、「全統医進模試」の存在は無視できません。

これは医学部志望者に特化した専門模試で、ハッキリ言って難易度は通常の全統記述模試とは次元が違います。

出題される問題は、医学部入試でよく見られるような高度な思考力を要する難問や、複雑な設定の長文問題が中心です。

猛者たちが集う特殊なフィールド

この模試を受けるのは、全国の医学部志望者、つまり受験生の中でもトップ層の集団です。

通常の模試では偏差値70を超えるような人たちがゴロゴロいる中で順位を競うわけですから、偏差値は当然低く出ます。

普段の全統模試で偏差値70を取っている人でも、医進模試では偏差値60そこそこ、なんてことはザラにあります。

ですから、この模試の結果を見て「偏差値が10も下がった!もうダメだ…」と落ち込む必要は全くありません。

むしろ、このハイレベルな母集団の中での偏差値60は、とてつもなく高い価値があるんです。

医学部合格への羅針盤として

医進模試の判定は、医学部受験において非常に信頼性が高いです。

なぜなら、医学部入試特有の「高得点勝負」や「ミスの許されないプレッシャー」を疑似体験できるからです。

また、多くの医学部入試で課される「面接」や「小論文」についての対策資料や評価も得られる場合があります。

注意点

医進模試は難易度が高すぎて、基礎が固まっていない状態で受けても「何もできなかった」という感想だけで終わってしまう可能性があります。

ある程度基礎~標準レベルが完璧になり、過去問演習に入ろうかという段階で受けるのが最も効果的です。

医学部志望者にとっては、自分の弱点が容赦なく浮き彫りになる怖い模試でもありますが、ここでの気づきが本番での合否を分けます。

結果の数値だけでなく、設問ごとの正答率を見て、「他の受験生が取れているのに自分が落とした問題」を徹底的に復習してください。

全統高1・高2模試の学力基準

高校1年生や2年生の皆さんが受ける「全統高1・高2模試」についても触れておきましょう。

この段階の模試は、まだ受験勉強を本格化させていない生徒も多く受験するため、高3・既卒生対象の模試とは偏差値の意味合いが少し異なります。

「見かけの偏差値」に騙されないで

高1・高2模試の特徴として、浪人生が含まれていないこと、そして現役生の中でも部活などで忙しく勉強していない層が含まれていることが挙げられます。

そのため、少し勉強していれば偏差値が高く出やすい傾向にあります。

「偏差値65取れた!京大も余裕かも?」と思ってしまう気持ち、わかります。

でも、ここには大きな落とし穴があるんです。

受験学年(高3)になると、これまで影を潜めていた「浪人生(既卒生)」という強力なライバルが母集団に入ってきます。

彼らは一度全範囲を学習し終えている猛者たちです。

さらに、高2まで遊んでいた地頭の良い現役生たちも本気で勉強を始めます。

するとどうなるか。

高2の時に偏差値65だった人が、高3の最初の模試で偏差値55~58くらいまで急落する、という現象が頻繁に起こるのです。

これを私は「高2模試のマイナス10の法則」と勝手に呼んで警戒していました(笑)。

もちろん全員が下がるわけではありませんが、今の偏差値をそのまま入試の難易度に当てはめて安心するのは危険です。

早期に対策すべきこと

では、高1・高2模試はどう活用すべきか。

それは偏差値の数値そのものよりも、「学習習慣の確立」「苦手分野の早期発見」です。

英語や数学といった積み上げ型の教科で、中学レベルや高1レベルの抜け漏れがないかを確認してください。

この時期に基礎をガチガチに固めておけば、高3になって偏差値が下がるどころか、浪人生とも対等に渡り合えるようになります。

もし高1・高2の段階で偏差値70を超えているなら、それは素晴らしいことです。

そのリードを保ったまま、慢心せずに先取り学習を進めていきましょう。

逆に偏差値が50未満でも焦る必要はありません。

まだ時間はたっぷりあります。

まずは教科書レベルの完全理解を目指して、コツコツ積み上げることが大切ですよ。

模試判定と偏差値の正しい見方

模試の結果表で一番目が行くのは、やっぱり志望校の横に書かれた「A」や「E」のアルファベットですよね。

判定結果に一喜一憂するのは受験生の常ですが、この判定をどう捉えて行動に移すかが、合格へのカギを握っています。

A~E判定の確率的な意味

一般的に、河合塾模試の合格可能性判定は以下のような基準で出されています。

  • A判定:合格可能性80%以上(かなり安全圏。でも油断は禁物)
  • B判定:合格可能性65%(合格圏内。実力を出し切れれば受かる)
  • C判定:合格可能性50%(まさにボーダーライン。当日の出来次第で合否が分かれる)
  • D判定:合格可能性35%(挑戦圏。ここからの伸びしろに期待)
  • E判定:合格可能性20%以下(今のままでは厳しい。抜本的な対策が必要)

ここで大事なのは、判定はあくまで「確率」であり、「予言」ではないということです。

A判定でも20%(5人に1人)は落ちますし、E判定でも20%以下の確率とはいえ、受かる人は受かります。

パンダ
パンダ

実際私の周りには、ずっと東大A判定だったのに落ちてしまった人もいた。

過信するのは良くないよ!

判定は「静止画」、受験は「動画」

模試の判定は、あくまで「その模試を受けた時点での実力」を切り取った静止画にすぎません。

しかし、受験勉強は入試当日まで続く動画(プロセス)です。

現役生は特に、入試直前の1~2ヶ月で驚くほど伸びます。

逆に、今の時点でA判定でも、そこで安心して勉強の手を緩めれば、あっという間に追い抜かれます。

だからこそ、見るべきは判定のアルファベットではなく、「あと何点取ればワンランク上の判定になるか」という具体的な数値と、「どの分野で失点しているか」という内容分析です。

「英語の長文であと10点、数学の確率であと5点取れていればC判定だった」といった具体的なタラレバ計算をしてください。

それが次回の目標になり、具体的な勉強計画に落とし込まれていきます。

志望校記入のコツ

志望校欄には、第一志望だけでなく、実力相応校や滑り止め校も幅広く記入しましょう。それぞれの大学までの距離(偏差値差)を知ることで、併願戦略をリアルに考えることができます。

河合塾模試偏差値目安を元にした対策法

さて、ここまで河合塾模試の特徴や偏差値の見方について詳しく解説してきました。

自分の立ち位置が把握できたら、次は「じゃあ、どうすればいいの?」というアクションプランの話ですよね。

ここからは、他社の模試データとの比較や、偏差値ランキング表の活用法、そして結果が出ない時の具体的な打開策について、より実践的な視点でお話ししていきます。

  • 駿台模試との偏差値の違いを比較
  • 進研模試と河合塾の難易度比較
  • 大学偏差値ランキングの活用方法
  • 模試難易度による偏差値の変動
  • 大学受験対策ならトウコベ活用

駿台模試との偏差値の違いを比較

受験生の間でよく話題になるのが、「河合塾と駿台、どっちの偏差値を信じればいいの?」という疑問です。

駿台予備学校が主催する「駿台模試(駿台全国模試など)」は、河合塾と並ぶ大手模試ですが、その性質は大きく異なります。

「残酷模試」と呼ばれる理由

駿台模試、特に「駿台全国模試」は、受験生の間で通称「残酷模試」と呼ばれるほど難易度が高いことで有名です。

問題が非常にハイレベルで、受験者層も旧帝大や医学部を目指すトップ層が中心です。

そのため、平均点が低くなり、偏差値を算出する基準が非常に厳しくなります。

具体的には、河合塾の全統模試の偏差値よりも、駿台模試の偏差値の方が5~10程度低く出るのが一般的です。

例えば、河合塾で偏差値60の人が、駿台模試を受けると偏差値50くらいになることは珍しくありません。

これを知らずに受けると、「偏差値が10も下がった!」とパニックになってしまいますが、これは単に「定規の目盛りが違う」だけのことなんです。

比較項目河合塾全統模試駿台模試(全国模試)
受験者層中堅~難関まで幅広い。標準的。難関大・医学部志望の上位層が中心。
問題難易度標準~やや難。良問が多い。難~超難問。思考力を深く問う。
偏差値の出方標準的(大学偏差値ランクと合致しやすい)低く出る(河合-5~10程度を目安に)
おすすめ対象全ての受験生。まずはこれを受けるべき。旧帝大・医学部・早慶を目指す上位層。

目的に応じた使い分けを

もしあなたが地方国公立やMARCHを目指しているなら、基本的には河合塾の偏差値を基準にすればOKです。

逆に、東大・京大や医学部を目指しているなら、より上位層の中での順位を知るために駿台模試にも挑戦することをオススメします。

ただし、駿台でボロボロになっても自信を喪失しない強いメンタルが必要です。

「上には上がいる」ことを知るためのショック療法として使うのも一つの手ですね。

進研模試と河合塾の難易度比較

次に、高校で全員受験させられることが多い「進研模試(ベネッセ総合学力テスト)」との比較です。

進研模試は、現役高校生の受験者数が最大規模を誇る模試ですが、こちらも河合塾とは偏差値の出方が大きく異なります。

偏差値インフレに注意

進研模試は、進学校だけでなく、大学受験をしない生徒や、就職希望の生徒も含めた非常に幅広い層が受験します。

そのため、母集団の平均学力レベルは河合塾や駿台に比べて低くなります。

結果として、平均点が下がり、ある程度勉強している受験生の偏差値は高く出やすくなります。

一般的に、進研模試の偏差値は河合塾模試よりも5~10程度高く出る傾向があります。

進研模試で偏差値60あっても、河合塾模試を受けると偏差値50~55くらいになる、というのは「あるある」です。

私の換算式

あくまで目安ですが、私は受験生時代、以下のような感覚で見ていました。
進研模試の偏差値 - 5 ~ 7 ≒ 河合塾の偏差値
もちろん科目や回によって異なりますが、進研模試の結果を見て「MARCH(偏差値60)余裕じゃん!」と油断するのは非常に危険です。

進研模試なら偏差値65~70あって初めて、難関大のスタートラインに立てると考えた方が安全です。

進研模試は、基礎学力の定着度を測るには非常に良い模試です。

特に高1・高2生にとっては、全国での立ち位置を知る最初のステップになります。

しかし、難関大学を目指すのであれば、高3からはより受験層のレベルが高い河合塾模試や駿台模試の結果をメインの判断材料に切り替えていくのが賢明です。

大学偏差値ランキングの活用方法

志望校を決める際、河合塾の「入試難易予想ランキング表」を見ることは必須作業です。

この表には、各大学の学部・学科ごとの「ボーダー偏差値」が記載されています。

ボーダー偏差値とは、その偏差値があれば「合格率50%」となるラインのことです。

ボーダーラインの向こう側を見る

表を見て「自分の偏差値がボーダーを超えているから安心」とか「足りないから諦める」と単純に判断するのは早計です。

なぜなら、大学入試は総合戦だからです。ここで重要になるのが「科目ごとの配点」です。

例えば、ある大学のボーダー偏差値が60だとします。

あなたの総合偏差値は58で、少し足りません。

しかし、その大学の入試配点が「英語200点、国語100点、地歴100点」で、あなたの英語の偏差値が65、他が50だとしたらどうでしょう?

英語の配点比率が高いため、総合偏差値が低くても合格する確率はグンと上がります。

逆に、総合偏差値が高くても、配点の高い重要科目で失敗していれば、合格は厳しくなります。

偏差値ランキング表はあくまで「入り口」の目安です。

必ず各大学の募集要項やパスナビなどの情報サイトで「科目と配点」を確認し、自分の得意科目が活かせる大学(=自分にとっての有利な戦場)を探すことが、偏差値の差をひっくり返す戦略になります。

模試難易度による偏差値の変動

模試を受けていると、「今回の数学、難しすぎて全然解けなかった…終わった…」と絶望して帰宅したのに、返ってきた成績表を見たら偏差値は意外と良かった、なんて経験はありませんか?

逆に、「手応えバッチリ!」と思ったのに、偏差値は伸び悩んでいたり。

実は、模試の難易度というのは毎回一定ではありません。

出題者側も平均点を調整しようと努力していますが、どうしても回によって「難化」したり「易化」したりするブレが生じます。

ここで改めて理解しておきたいのが、偏差値の計算メカニズムです。

偏差値は「平均点との差」を「標準偏差(データの散らばり具合)」で割って算出される数値です。

つまり、試験問題が難しくて平均点が大幅に下がれば、あなたの素点(得点)が低くても、平均点より上であれば偏差値は50を超えます。

ですから、試験当日に「難しい!」と感じたら、それは周りの受験生にとっても難しいはずなので、焦ってパニックになる必要は全くありません。

「現役生の追い上げ」という見えない恐怖

模試の難易度変動以上に気をつけなければならないのが、時期による「母集団の質」の変化です。

特に現役生の皆さんにお伝えしたいのが、「秋以降、偏差値は伸びにくくなる」という事実です。

春や夏の段階では、既卒生(浪人生)が完成度の高さで偏差値上位を独占し、現役生はまだ部活を引退したばかりで基礎固めの途中、という構図が一般的です。

しかし、秋になると現役生が猛烈な勢いで追い上げてきます。

夏休みに基礎を固めた成果が一気に出始める時期だからです。

現状維持は「後退」と同じ?

周りの受験生も必死に勉強しています。

もしあなたの学力が順調に伸びていたとしても、周りがそれ以上のスピードで伸びていれば、相対評価である偏差値は下がってしまいます。

秋以降に「偏差値が横ばい」であれば、それは「周りの猛追になんとか食らいついている(=順調に成長している)」とポジティブに捉えてください。

ここで心が折れて勉強の手を止めてしまうのが一番怖いです。

標準偏差が小さい時の「ケアレスミスの重み」

また、問題が易しすぎて平均点が高い回(=標準偏差が小さい回)にも注意が必要です。

みんなが高得点を取るテストでは、たった1つのケアレスミスが命取りになります。

難しい問題で差がつかない分、基本的な計算ミスや漢字の書き間違いで偏差値がガクンと下がってしまうのです。

「今回は簡単だったからミスしちゃったけど、実力はある」と軽視するのは禁物です。

入試本番でも、センター試験(現・共通テスト)のように、基礎的な問題で高得点を争うケースは多々あります。

「簡単なテストほど、ミスが許されない残酷な戦いになる」ということを肝に銘じて、日頃から正確性を磨くトレーニングを積んでおくことが大切ですよ。

大学受験対策ならトウコベ活用

ここまで、河合塾模試の偏差値目安や判定の見方、他社模試との比較などについて詳しく解説してきました。

自分の現状を客観的な数字として突きつけられる模試は、時に残酷で、直視したくないものかもしれません。

しかし、偏差値はあくまで「健康診断の結果」のようなものです。

悪い数値が出たからといって、それ自体が不合格(病気)を意味するわけではありません。

重要なのは、その結果を見て「どう生活習慣(勉強法)を改善するか」です。

ただ、正直なところ、自分一人で模試の結果を冷静に分析し、志望校合格までの緻密な学習計画を立て直すのは至難の業です。

「英語の偏差値が低いのは単語力のせいなのか、長文読解のスピード不足なのか?」
「数学のこの単元は今すぐ対策すべきか、後回しでもいいのか?」

…そんな迷いを抱えたまま、貴重な時間を浪費してしまう受験生を私は何人も見てきました。

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彼らは、河合塾模試をはじめとするあらゆる模試で圧倒的な偏差値を叩き出し、日本で一番難しい入試を突破してきた「受験の達人」たちです。

彼らは、単に勉強を教えるのが上手いだけではありません。

「模試の偏差値がこの時期にこれくらいなら、次はここを重点的にやれば間に合う」
「この判定でも、過去問との相性が良ければ逆転できる」 といった、データに基づいた勝利の方程式を経験則として持っています。

模試の偏差値目安を正しく理解し、それを合格というゴールに結びつけるための具体的なノウハウを持っているのです。

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模試の偏差値は、あくまで現時点での通過点にすぎません。最終的なゴールは、志望校の合格通知を手にすることですよね。

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