【E判定から京大合格】模試の判定はどこまで信じていい?

体験談

皆さんこんにちは、パンダです。

地方の公立高校から京大を受験し不合格だった後に、一年間宅浪して京大に受かった経験をもとに受験生向けのブログを書いています。

ギモン君
ギモン君

パンダさん!同時期に受けた模試の判定がAとEだったんだけど!なんかおかしくない??

パンダ
パンダ

それは混乱するね(笑)でも模試の仕組み上全然あり得ることなんだよ!!

ギモン君
ギモン君

そうなの?じゃあ模試の判定はどう受け止めればいいのさ?

パンダ
パンダ

では今回は模試の判定結果の受け止め方について解説するね!

受験生にとって帰ってくるのが楽しみでもあり、怖くもある模試の結果。

模試の結果はよくも悪くも受験生の選択に影響を与えます。

しかし、今だからいうことができますが

模試の判定なんて、あくまで「目安」でしかない。
本番で受かるかどうかは、今後の努力次第でいくらでも変えられます。

今回は、私自身がE判定を取りながらも京大に合格できた体験談を交えながら、
模試の判定の意味と、どう受け止め、どう活かしていくべきかをお話ししていきます。

今、模試の結果を見て落ち込んでいる人にこそ、届いてほしいです。

パンダ

京都在住の現役京大生・パンダです。

地方の公立高校に通っていた頃、右も左も分からないまま京都大学を目指すも、現役時代は不合格。しかし京大への思いを諦めきれず、浪人を決意しました。

周囲に予備校はなく、金銭的にも他県の予備校に通うのは難しかったため、「宅浪」という選択肢を選び、一年間独学で勉強。その結果、無事に京都大学に合格することができました。

この経験を通して、「受験に必要なのは才能ではなく、正しい情報と継続的な努力」だと実感しました。だからこそ、今は受験生の皆さんに向けて、役立つ情報を発信し、「情報の壁」を少しでも低くしたいという思いで活動しています。

趣味は漫画とアニメの鑑賞。体を動かすことも好きです!

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判定ってそもそも何?A〜Eの基準とその意味

模試の判定って、「A〜E」で出てきますよね。
大体こんな感じです:

判定合格可能性の目安
A判定80%以上
B判定60〜79%
C判定40〜59%
D判定20〜39%
E判定20%未満

この数字だけ見ると、「E判定=絶望」って感じがしてしまうかもしれません。

でも、これってあくまで
その模試を受けた時点での、その集団の中での相対的な評価にすぎません。

冷静に言いかえると、
「たまたまその日うまくいかなかった」とか、「問題が自分と相性悪かった」とか、
そういうことで変動してしまうものなんです。

加えて言うと、模試を受けている人たちのレベルによっても変動していきます。

よって、模試の判定は受けている模試やその模試の問題との相性によってかなり変動していきます


模試によって判定の出方が違う?河合・駿台・進研の特徴

各模試ごとの判定の出方の特徴

判定の「厳しさ」や「出方」は、模試によっても異なります。

模試判定の傾向受験者層のレベル感
河合塾(全統模試)比較的バランス型国公立志望が多い
駿台模試厳しめ(特に記述模試)難関大志望が多い
進研模試判定は甘め高1〜2年生中心

たとえば私は現役時代、進研模試ではB判定だったのに、駿台模試ではE判定。
当時は「模試によってこんなに違うの!?」と驚きましたが、それは受験者層の違いや問題のレベルによるものです。

📌 Point:判定の上下に一喜一憂するのではなく、「今の自分の立ち位置」と「今後の課題」を知る材料ととらえましょう

一番信用性のある模試は何か?

とはいえ模試ごとに信用性の高いものと低いものがあります。

私が思う信用性の高い模試は、大学別模試です。

大学別模試は受ける受験生の層と問題のレベルが共に本番に近いため、かなり信用性が高いといえます。

特に河合塾と駿台予備校が夏と秋に行う大学別模試は、その大学を受ける人がほぼ全員受けるので、信用性は高いです。

ただ何度も言うようですが、この判定も絶対のものではありません。


判定はどこまで当たる?合格率と「信じすぎ」の危険

結論から言うと、模試の判定はあくまで参考程度です。

なぜなら、

  • 出題傾向が本番と違う
  • 受験生全体の母集団が異なる
  • 模試の時期によって学習の進み具合が違う

からです。

私自身、宅浪時代の夏に京大模試を3つ連続で受けたことがあります。
いずれも同じ時期だったので、学力的には大きな差があるはずもありません。
しかし──

  • 1つ目:A判定
  • 2つ目:B判定
  • 3つ目:E判定

判定のバラつきに、正直戸惑いました。
「同じ時期に同じ実力で受けてるのに、なんでこんなに違うんだ…?」と。

初めにギモン君が言っていた話は私の実体験だったわけです。

でも結局、その年の本番で京都大学に合格することができました。

この経験からわかったのは、
👉 模試の判定は「絶対的な合格可能性」ではなく、「模試の条件下での相対的な結果」に過ぎないということ。

しかも信用性が一番高いであろう大学別模試でこのようなことが起きています。

判定は目安にはなっても、合否を決めるものではありません
それよりも、模試の復習で得られる「苦手の発見」や「時間配分の調整」のほうが、はるかに価値があります。


模試の判定に一喜一憂するべきではない理由

E判定を見て落ち込むのは当然です。私も落ち込みました。

でも、大事なのはそこから。

「なんでこの問題落としたんだろう」
「どうすれば次は解けるようになるんだろう」

って考えて、一個一個修正していく。

たとえば私は、

  • 数学で時間配分をミスって後半白紙
  • 英語の記述で表現が甘くて減点されてた

というのを模試で気づけて、
秋以降はその部分を徹底的に直しました。

その結果、模試ではそこまで判定が上がらなかったとしても、本番で得点力を上げられたんです。


判定を上げるためにやるべきこと

「次こそA判定を取りたい」と思うなら、やるべきことはシンプルです。

  • 模試の復習を徹底する(解けなかった問題だけでなく、解けた問題の確認も)
  • 自分の弱点を1つずつ潰す
  • 時間配分・戦略の見直しをする(特に記述式模試)

模試は「実力診断テスト」ではなく、合格のための戦略会議の材料だと思ってください。


さいごに:E判定でも、あなたは戦える

もしかしたら今、
「E判定だった。やっぱり自分には無理かも」
と思ってこの記事を読んでくれている人がいるかもしれません。

でも、私が言いたいのは、これだけです。

私はE判定から京大に合格しました。
あなたも、絶対にできる。

模試の判定は、ただの数字。
合格するのは、「本番で合格点を取った人」です。

だから今日も、自分を信じて。
模試の判定にビビらず、前を向いて。

応援しています。

以上パンダでした。

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