こんにちは。「現役京大生の受験バイブル」運営者のパンダです。
東京海洋大学についてネットで調べると、やばいという言葉がたくさん出てきて不安や興味を抱く人も多いのではないでしょうか。
就職先がすごいとか、大手企業に入って年収がやばいというポジティブな声がある一方で、偏差値や難易度の評価の割に海洋工学部は厳しい規律やルールがあるといったネガティブな噂も耳にするかもしれません。
入り口の入試難易度に対して、卒業後の見返りであるリターンがあまりにも大きいため、この大学の実態がどうなっているのか疑問に思う人もたくさんいますよね。
この記事では、客観的なデータや学内の教育環境の情報を基に、東京海洋大学がなぜこれほどまでに注目され、両極端な評価を受けているのかを詳しく徹底的に解説していきます。
- 東京海洋大学の偏差値や難易度に対する実際の世間の評価
- 卒業生の就職先がすごいと言われる根本的な理由と年収の実態
- 海洋工学部の厳しい規律やルールが設定されている背景
- 厳しい環境が結果として圧倒的な就職力に結びつく構造的な理由
東京海洋大学はやばい?圧倒的な就職力

東京海洋大学が世間から「やばい」と驚きをもって注目を集める最大の理由は、なんといってもその異常なまでの就職力の強さですよ。
ここでは、入り口である入試難易度と出口である卒業後のリターンの関係性について、客観的なデータを見ながら深掘りして解説していきますね。
- 偏差値や難易度に対する世間の評価
- 卒業生の就職先がすごい理由と実態
- 大手企業への就職実績と年収がやばい
- 難易度の評価を覆す就職先のすごさ
- 大手企業からの評価が高い専門教育
偏差値や難易度に対する世間の評価

大学の世間的な立ち位置や入学の難易度を測るための最もわかりやすい指標として、まずは各学部の偏差値から見ていきましょう。
大手予備校が発表している最新のデータによると、東京海洋大学の全体的な偏差値はだいたい59から64の間に収まっています。
国公立大学の理系としては、共通テストでも二次試験でも基礎学力がしっかりと求められるレベルですね。
ただ、東京大学や京都大学、あるいは早慶上理(早稲田・慶應・上智・東京理科)といった、いわゆる超難関大学群と比べると、相対的には手が届きやすい難易度であると言えるかなと思います。
ここで特に注目しておきたいのは、後述する「圧倒的な就職力」の核となっている海洋工学部の偏差値です。
実際に巨大な船を動かす航海士や機関士を育成する「海事システム工学科」や「海洋電子機械工学科」の偏差値は59付近となっており、学内でも比較的入りやすい傾向があります。
私自身も浪人を経験して京大に入りましたが、偏差値59という数字は、正しい戦略と学習計画に沿って1年間基礎を徹底的に固めれば、決して手が届かない絶望的な数字ではありません。
一方で、近年のSDGs(持続可能な開発目標)や、海洋プラスチック問題などの地球環境への関心の高まりから、「海洋生命科学部」や「海洋資源環境学部」の偏差値は62〜64と少し高めになっています。
先端バイオテクノロジーや気候変動の研究など、社会的ニーズに直結する学問が学べるため、受験生からの人気も年々高まっているんですよ。
この「偏差値59〜64」という数字は、後で解説する圧倒的な就職実績や平均年収を見たときに、非常に大きな意味を持ってきます。
「この難易度で、本当に入学後にそんなすごい企業に行けるの?」と、良い意味で「やばい」という評価につながる最初のポイントがここにあるわけですね。
卒業生の就職先がすごい理由と実態

東京海洋大学の卒業生、特に海洋工学部出身者のキャリアパスとして最も特徴的であり、世間から「すごい」と驚嘆されるのが、日本を代表する大手外航海運企業への圧倒的な就職実績です。
海運業界への強力で独占的なパイプ
商船三井(MOL)、川崎汽船(K-LINE)、日本郵船(NYK)といった、グローバルな物流の根幹を担う巨大企業群へ、毎年コンスタントに多くの学生が進んでいます。
なぜこれほどまでに大手への就職が強いのか、ここ、気になりますよね。
その最大の理由は、海運業界が事業を維持するために絶対的に必要とする「特殊な人材要件」と、東京海洋大学が提供している「教育カリキュラム」が完全にパズルのピースのように一致しているからです。
数万トン、数十万トンという巨大な船舶を大洋の荒波の中で安全に運航するためには、航海術、機関工学、気象学、国際海事法などの高度な専門知識を網羅した「海技士(航海・機関)」という国家資格を持ったプロフェッショナルの存在が法律で義務付けられています。
東京海洋大学の最大の強みは、この海技士試験の筆記試験が免除されるなど、圧倒的に有利な制度を享受できる国土交通省認可のカリキュラムを持っていることです。
通常、海技士免許の取得には長期間にわたる過酷な乗船履歴と、広範な知識を問う厳格な試験を突破しなければなりません。
しかし、指定された教育課程を修了した卒業生は、他大学の学生には真似できないスピードと確実性でキャリアをスタートできます。(出典:国土交通省『海技士国家試験』)
世界的に見ても、高度な知識と英語力を持った海事人材は常に慢性的な不足状態にあります。
この希少価値の高い人材を、国家資格という絶対的な保証とともに安定して供給できる大学は国内に片手で数えるほどしかなく、その筆頭が東京海洋大学なのです。
だからこそ、「就職先がすごい」というのは単なる偶然ではなく、構造的に約束された必然なんですよ。
大手企業への就職実績と年収がやばい

大手海運企業に就職した後の年収の実態も、世間の一般的な常識を大きく超えていて、まさに「やばい」と表現するにふさわしい水準です。
日本の輸出入の99%以上(重量ベース)を担う外航海運業界は、一度の航海で数千億円規模の経済的価値を動かす非常にダイナミックで利益率の高いビジネスを展開しています。
その恩恵は、実際に現場で働く社員の給与にダイレクトに反映されています。
| 企業名(海運大手3社) | 平均年収の実績目安 | 事業の特長と強み |
|---|---|---|
| 商船三井(MOL) | 約1,675万円 | 鉄鉱石船やLNG船など資源輸送に圧倒的な強み。グローバル展開。 |
| 日本郵船(NYK) | 高水準(約1,400〜1,600万円超) | 国内最大手。陸・海・空の総合物流事業を多角的に展開。 |
| 川崎汽船(K-LINE) | 高水準(約1,300〜1,500万円超) | 自動車船やドライバルク船に強み。少数精鋭で高収益を誇る。 |
例えば、商船三井が公式に発表している有価証券報告書(2024年3月期)などを見ると、社員の平均年収が約1,675万円という、一般的なサラリーマンからすれば信じられないような凄まじい数字が記録されています。
この1,600万円を超える年収というのは、外資系コンサルティングファームや外資系金融機関、あるいは五大総合商社(三菱商事や伊藤忠商事など)といった、就職活動における超トップ層にのみ許された領域です。
海上勤務特有の各種手当(乗船手当や航海日当など)が厚く加算されるとはいえ、20代、30代のうちに同世代の何倍もの給与を稼ぎ出すことができるのは事実です。
半年ほど海上で勤務してガッツリ稼ぎ、その後数ヶ月の長期休暇をもらって世界中を旅行する、といったスケールの大きなライフスタイルを実現している卒業生も珍しくありません。
※ここで紹介した年収や偏差値の数値データは、あくまで過去の統計や特定の期の有価証券報告書に基づく一般的な目安です。
海運業界は市況(運賃の変動など)の影響を受けやすく、経済状況や個人の役職、キャリアパスによって実際の支給額は大きく変動する可能性があります。
正確な情報は各企業の公式サイトや採用ページをご確認ください。
進路や職業選択に関する最終的な判断は、学校の先生やキャリアセンターなどの専門家にご相談くださいね。
難易度の評価を覆す就職先のすごさ

こうした圧倒的な就職実績と給与水準を考慮に入れたとき、東京海洋大学がいかに「投資対効果(コスパ)」に優れた大学であるかがはっきりと見えてきます。
過去にビジネス誌のプレジデント社が実施した大学別の平均年収調査などを振り返ってみても、東京海洋大学の卒業生の平均年収は、全国の数ある大学の中で常に上位(過去調査では全大学中17位など)に食い込む実績を残しています。
日本の大学における平均年収ランキングの上位層というのは、通常であれば東京大学、京都大学、一橋大学といった超難関国立大学や、慶應義塾大学、早稲田大学といった私立トップ校が独占しているのが常識です。
これらの最難関大学に入学するためには、幼少期からの莫大な塾代や教育費用の投資、そして精神を削るような熾烈な受験戦争を長年にわたって勝ち抜く必要があります。
しかし、東京海洋大学の海洋工学部などは、偏差値59〜61という、相対的には手が届きやすい「中堅上位の難易度」でありながら、出口である就職実績においては東大や京大に肉薄する、あるいは特定の海事産業においては彼らを完全に凌駕するほどのリターンを卒業生にもたらしているのです。
「入学するための労力や金銭的コストに対して、卒業後の生涯賃金という見返りが異常なまでに大きい」。
これが世間で東京海洋大学が「コスパ最強の大学」と称賛され、良い意味で難易度の評価を覆すほど「やばい」と評価される決定的な理由なんですよ。
大手企業からの評価が高い専門教育

ここまで主に海洋工学部と海運業界の話を中心にしてきましたが、東京海洋大学の凄さはそれだけにとどまりません。
海洋生命科学部や海洋資源環境学部の学生たちもまた、超優良企業から高く評価され、非常に強固で手堅いキャリアパスを持っています。
不況に強い水産・食品業界と公務員への道
これらの学部の卒業生は、人間の生活基盤に直結する「食」と「環境」の領域に多数進出しています。
代表的な就職先としては、マルハニチロや日本水産(ニッスイ)といった水産・食品業界の最大手企業が挙げられます。
彼らは大学で学んだ水産資源管理や食品衛生学の高度な知見を活かし、商品開発や品質管理のスペシャリストとして活躍しています。
また、国家公務員として水産庁に入庁し、日本の漁業政策や海洋資源の保護を国主導で牽引する立場になる卒業生も非常に多いです。(出典:水産庁『採用情報』)
一般的な文系総合大学の学生が就職活動において「自分には専門的なスキルがない」とアピールポイントの不在に苦労するのとは対照的に、東京海洋大学の学生は「海と食糧、環境に関する理系スペシャリスト」という、社会から絶対に必要とされる明確な専門性を持っています。
景気が悪くなろうとも、人間が魚を食べなくなることはなく、環境問題への対策が不要になることもありません。
したがって、これらの業界は景気変動に対する耐性(ディフェンシブ性)が極めて高く、安定性という面でも抜群の評価を得ているんですよ。
東京海洋大学がやばいと言われる過酷な環境

さて、ここまでは東京海洋大学の「就職の強さ」「リターンの大きさ」というポジティブな面をたくさんお伝えしてきました。
しかし、世の中そんなに甘い話ばかりではありません。
これだけ高いリターンを得るためには、当然それに相応する高いリスクや厳しい代償を支払う必要があります。
ここからは、検索エンジンで「やばい」と言われるもう一つの側面、すなわち過酷な教育環境について解説していきますね。
- 海洋工学部の厳しい規律とルール
- 進級要件にある厳しいルールの詳細
- 人命を預かる海洋工学部の規律
- 厳しい規律がすごい年収を生む構造
- 結論:東京海洋大学がやばい真の理由
海洋工学部の厳しい規律とルール

インターネット上の掲示板やSNS、あるいは受験生の口コミサイトなどを見ていると、東京海洋大学の海洋工学部に関して「実習が厳しすぎる」「まるで軍隊のような規律だ」「少しでも気を抜くとすぐに留年させられる」といった不安げな声を見かけることがあるかもしれません。
実際のところ、東京海洋大学の教育環境、特に海技士資格の取得を目指す海事教育分野の空気感は、皆さんが想像するような「サークルでワイワイ遊んで、たまに授業をサボる」といった自由気ままな総合大学のキャンパスライフとは明らかに一線を画しています。
大学が保有する巨大な練習船(海鷹丸や神鷹丸など)を用いた長期間の乗船実習では、毎朝早い時間からの点呼に始まり、徹底した船内清掃、交代制の当直業務(ワッチ)、そして教官の指示に対する絶対的な遵守など、厳格な集団生活が求められます。
自分のペースで自由に過ごすことは許されず、常にチームとしての規律が最優先されるのです。
現代の自由な若者から見れば、これが「厳しすぎる」「やばい」と映るのはある意味当然の反応かなと思います。
進級要件にある厳しいルールの詳細

こうした規律の厳しさは、単なる実習中の雰囲気だけでなく、大学の学則(ルール)として明確に、そして容赦なく規定されている点に本質的な恐ろしさがあります。
留年に対する容赦のない措置
一般的な大学であれば、単位を落としてしまっても、学費さえ払っていれば上限年数(多くの場合は8年間)までは留年を繰り返しながらだらだらと在学し続けることが可能なケースが多いですよね。
しかし、東京海洋大学においては、そうしたモラトリアムは許容されていません。
客観的な資料として大学の学則(編入学者に関する規定など)を確認すると、「2年次には2年を超えて在学することができない」といった非常に厳しい条項が存在しています。(出典:東京海洋大学『学則等』)
これは実質的に何を意味しているかというと、特定の年次において必要な単位数や実習要件を満たせず、留年を繰り返してしまった場合、問答無用で退学(放校処分)になるということです。
授業の出席日数が足りていないのに、試験前だけ要領よく友達のノートを借りてテストをやり過ごし、なんとか単位を揃えて卒業する……といった甘い考えは、この大学では絶対に通用しません。
学業成績や実習への取り組みに対する妥協を一切許さない、極めてシビアなスクリーニングシステムが構築されているのです。
人命を預かる海洋工学部の規律

では、なぜ一般的な大学に比べてこれほどまでに異常とも言えるほど規律やルールが厳しいのでしょうか。
単に伝統だから厳しくしているわけでは決してありません。
その明確な理由は、彼らが将来扱うことになる対象が「人命」と「莫大な財産」、そして「地球環境」そのものだからです。
学生たちは卒業後、数万トンから数十万トンという想像を絶する質量を持つ巨大な船舶を操り、予測不能で荒れ狂う大洋へ乗り出していくことになります。
海の上では、地上のオフィスワークとは状況が全く異なります。
ナビゲーション計器のわずかな読み間違い、機関トラブルへの判断の遅れ、あるいは乗組員同士のコミュニケーション不足や規律の乱れが、直ちに船の座礁や他船との衝突につながります。
もし大量の原油を積んだタンカーで事故を起こせば、取り返しのつかない大規模な海洋汚染を引き起こし、何より自分たち自身と仲間の「命」が失われてしまうのです。
海事産業が求めているのは、単にペーパーテストの成績が良い工学オタクではありません。
極限のプレッシャーや長期間の閉鎖空間でも決してパニックにならず、定められた安全ルールを厳格に守り抜き、指揮系統に従って正確に行動できる強靭な精神力と責任感を持った人材です。
だからこそ、大学教育の段階で、命を預かる重責に耐えられない者を早期にふるい落とすための必然的で人道的なシステムとして、こうした厳しい環境が用意されているわけですね。
厳しい規律がすごい年収を生む構造

そして、ここまで解説してきた「やばいほど厳しい規律」こそが、実は企業側からの「絶対的な信頼」を生み出し、超高年収につながる最大の源泉となっているのです。
採用を行う大手海運企業の人事担当者の視点に立って考えてみてください。
過酷な実習から逃げ出さずに耐え抜き、一切の妥協を許さない厳格な進級要件をストレートでクリアして卒業してきた東京海洋大学の学生に対して、彼らは「この学生たちなら、現場でどれだけ辛い困難に直面しても絶対に逃げ出さず、適切に対処してくれるはずだ」という強烈な信頼を抱きます。
大学側がすでに、4年間という歳月をかけて、精神力と規律正しさのストレステスト(品質保証)を完了してくれている状態なんですよ。
だからこそ、企業側は彼らを即戦力のプロフェッショナルとして厚遇し、平均年収1,675万円といった破格の報酬を提示してでも自社に引き入れたいと強く切望するのです。
「厳しい規律・過酷な環境」と「圧倒的な就職力・超高年収」は、決して独立した要素ではなく、完全に表裏一体の強固な因果関係で結ばれているという構造がお分かりいただけたかなと思います。
結論:東京海洋大学がやばい真の理由

ここまで詳しく客観的データと実態を見てきたように、東京海洋大学が「やばい」と評価される真の理由は、世間一般の総合大学が重視する「知名度」や「キャンパスライフの華やかさ」といった評価軸とは全く違う、独自の強烈な価値基準を持っているからです。
入試における偏差値は59〜64と、きちんとした努力を継続すれば手が届く難易度であるにもかかわらず、大手海運企業への就職実績や超高水準な生涯賃金といったリターンは、日本全国のトップエリート大学に匹敵するか、それ以上のものを持っています。
「コスパ最強」という言葉の通り、将来の安定感と経済的成功を手にするためのチケットとしては、これ以上ないほど魅力的な環境です。
しかし、その豊潤な果実を手にするためには、軍隊とも称される厳しい実習や、一歩間違えれば即退学となるようなシビアな進級要件を乗り越える強い覚悟とメンタルが要求されます。
結論として、「目的を持たず、ただなんとなくサークルやバイトで大学生活をエンジョイしたい」と思っている人にとっては、この大学は(非常に悪い意味で)過酷でやばい環境になってしまいます。
一方で、「海や船、水産分野に対する明確な情熱を持ち、自らを厳しく律しながらスケールの大きな仕事を成し遂げ、高収入を得たい」と志す受験生にとっては、これ以上ない成長機会を提供してくれる(驚異的に良い意味で)最強でやばい大学だと断言できます。
大学選びは、単なる偏差値の輪切りではなく、自分の人生の方向性を決める大きな決断です。
ネットの噂や数字の表面だけを見るのではなく、その裏にある「なぜ厳しいのか」「なぜ就職が良いのか」という本質的な理由をしっかりと理解した上で、自分の適性と照らし合わせて進路を選んでいってくださいね。
応援しています!


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