諦める前に見て!勉強しても成績が上がらないときの原因と対処法! 

体験談

皆さんこんにちは、パンダです。

「こんなに頑張ってるのに、なんで成績が上がらないんだろう…」

そんなふうに思ったこと、ありませんか?

もしかすると、今まさにそんな壁にぶつかっていて、焦りや不安、あるいは「もう無理かも」という気持ちが頭をよぎっているかもしれません。

私も受験期に、まったく同じような気持ちを経験しました。
問題集をこなしても、模試の点数は横ばい。周りの人は伸びてるのに、自分だけ取り残されているような感覚。

でも――

成績が上がらないのには、必ず原因があります。
その原因をきちんと見つけて、正しい方法で対処すれば、必ず抜け出せます。

この記事では、「なぜ成績が上がらないのか?」という根本原因と、そこから脱出するための具体的なヒントを、私の実体験を交えて本音でお伝えします。

どうか焦らないでください。
あなただけじゃないし、今からでも全然遅くない。
この記事が、あなたの停滞を打破するきっかけになりますように。


成績が上がらない原因とは?

まず最初に知っておいてほしいのは、「勉強してるのに成績が上がらない」人には、だいたい共通する原因があるということ。

それが、この3つです。

  1. 勉強時間が圧倒的に足りていない
  2. 勉強の順番ややり方、つまり“戦略”がズレている
  3. 努力の“方向”が間違っている=勉強方法のミス

「やる気が足りない」とか「才能がない」なんてことは、基本的に関係ありません。
本当に、ちょっとしたズレが、あなたの努力の成果を奪っているだけなんです。

では、ひとつずつ詳しく見ていきましょう。


原因①:勉強時間が足りていない

いきなり厳しいことを言うようですが――
「頑張ってるのに…」と思っていても、実はまだまだ足りていないというケース、ものすごく多いです。

特に、独学や宅浪の場合、自分で自分を評価することになるので、「これだけやった」という気持ちと、実際の“学習量”がズレやすいんです。

僕自身、英語に力を入れ始めてから成果が出るまでに4〜5ヶ月かかりました。
「もうこれだけやったのに…!」と心が折れそうになった時期もありました。

でも、そこでやめずに続けたからこそ、結果が出てきたんです。

勉強の効果って、種を蒔いて、芽が出るまでの“時差”があるんですよね。
どんなに良い土でも、水をやっても、すぐには芽は出ません。

だからこそ、まずは最低3ヶ月は継続してみてほしいんです。


原因②:勉強の戦略がズレている

これ、実はめちゃくちゃ大事なのに、見落としている人が多い。

たとえば英語なら、

  • 単語を覚える
  • 文法を固める
  • 英文解釈で構造を読み取る力をつける
  • 長文読解で総合力を鍛える

…という順番が基本なんですが、いきなり長文から始めちゃったり、「ひとまず過去問!」と飛び級したりしてる人、けっこういます。

でもそれって、地図も持たずに山登りしてるようなもの。
がむしゃらに登ってるのに、気づいたら頂上と逆方向に進んでた――そんな悲劇も起こり得ます。

あなたの今の勉強、「今なにをしていて、次に何をすべきか」が明確になっていますか?

もし少しでも不安があるなら、それは“戦略”を見直すサインかもしれません。


原因③:勉強方法が間違っている

これは、「やってる感はあるけど、身についてない」パターン。

  • 解説を読んで「ふーん、分かった」と終わってる
  • 暗記を優先して、理解が置き去りになっている
  • 復習しないまま、ひたすら問題を解き続けている

これらは、知識が砂みたいに指の間からこぼれていく状態です。

たとえば、数学の問題。
答えを見て「なるほどね」で終わって、次に同じ形式の問題が出たらまったく手が出ない――なんて経験、ありませんか?

それってつまり、“理解していない”し、“定着もしていない”ってこと。

「人に説明できるかどうか」っていうのが、すごく良いチェックポイントになります。
説明できなければ、あなたはまだ“分かってない”んです。

自己診断:自分はどの原因に当てはまるのか?

次に、自分がどの原因で成績が伸びていないのか、簡単な質問で診断してみましょう。


【Q1】勉強を始めてから3ヶ月以上経ちましたか?

  • YES → Q2へ進む
  • NO → 原因①「勉強時間不足」の可能性大!

まずは最低3ヶ月、継続してみましょう。もし不安なら、この間に「方法」や「戦略」が間違っていないかも一緒に見直してみると◎です。


【Q2】今やっていることと、その次にやることが具体的にイメージできていますか?

  • YES → Q3へ進む
  • NO → 原因②「勉強戦略の誤り」の可能性大!

科目ごとの勉強の順番や取り組むべき内容が明確になっていない人は、まずは勉強の全体像を把握することが必要です。


【Q3】1日前・1週間前・1ヶ月前に勉強した内容を、人に説明できますか?

  • YES → OK!今のやり方を続けましょう。
  • NO → 原因③「勉強方法の誤り」の可能性大!

覚えているつもりでも、人に説明できないというのは理解不足復習不足である可能性が高いです。

特に昨日したことが人に説明できていない場合は理解不足一週間前、一か月前にしたことが説明できない場合は復習不足です。


成績が上がらないときの原因別の対処法

ここからは、それぞれの原因に対してどう対処すればよいかを説明します。


勉強時間が足りていない場合

まずは継続することが一番大切です。3ヶ月は継続してみましょう。
ただし、「量より質」も大事なので、同時に勉強方法と戦略も見直しておくと安心です。


勉強戦略が間違っている場合

これはまず、「正しい戦略を知ること」が大切です。
このブログでも、科目ごとの具体的な戦略を紹介していますので、ぜひチェックしてみてください。


勉強方法が間違っている場合

「人に説明できるか?」という視点が非常に有効です。実際に人に話すつもりで内容を言語化してみましょう。言えなければ理解が不十分ということです。

また、数学などでは類題を解くのも効果的です。ちょっと数値が変わっただけで解けなくなるなら、理解が浅い証拠です。

復習に関しては、「どれくらいで忘れてしまうか?」を自分なりに把握して、その直前に復習するように調整しましょう。

復習は完全に忘れてしまってから行うよりも、忘れそうなギリギリのところで行方が時間がかからずに効果的です。

自分に合った復習スパンを見つけるようにしましょう!


【番外編】保護者の方へ:子どもの成績が上がらないときの接し方

ここからは、受験生の保護者の方に向けて、実際にこの前まで受験生だった私自身の経験から、子供の成績が伸びないときに保護者ができることについて話していきたいと思います。


やってほしくないこと

やってほしくないことは、子供の勉強に親から口を出し何かを提案することです

これをやってほしくないのには3つの理由があります。

まず一つ目に子供の成長の機会を奪ってしまうことになりかねません。

私が思うに大学受験とは多くに人にとって初めての長期間をかけた大きな挑戦になってくると思います。

これは子供にとって計画力や継続力などの力を身に着けるチャンスになります。

そこで親が過度に口を出してしまうと子供自身の挑戦にならずに、成長のチャンスを奪うことになります。

心配になって口をはさみたくなる気持ちもとてもよくわかるのですが、失敗したとしても良い経験になるので、ぜひ見守ってあげてください。

二つ目に自分で決めたことの方がやる気が出るからです。

これは多くの説明なくわかると思います。

そして三つ目にプレッシャーになるからです。

親は純粋に心配する気持ちから「塾に行ったら?」などと提案しても、子供によっては「成績が上がらないのか?」とせかされている気持ちになることがあります。


やってほしいこと

  1. 子どもの話を聞く
  2. 助けを求められたら応じる
  3. 余裕があれば、子どもの取り組みに関心を持つ

私自身、親が話を聞いてくれたことが大きな支えになりました。特に、母は大学受験の経験がなく、大学受験に詳しくなかったにも関わらず、自分で調べてくれて、一緒に悩みを共有してくれました。

このような「理解しようとする姿勢」は、子どもにとって大きな安心材料になります。


まとめ

成績が上がらないのには、必ず理由があります。

  • 勉強時間が足りていない
  • 勉強戦略が間違っている
  • 勉強方法が間違っている

まずは自分の状況を整理し、どれに当てはまるかを見極めて、それぞれに合った対処法を実践してみてください。

また、保護者の方も、お子さんを「サポートする立場」として、できること・やってはいけないことを見極めることが大切です。

成績が上がらない時期は誰にでもあります。でも、そこで正しい行動を取れれば、必ず前に進めます。
この記事が、あなたやあなたのご家族にとって、少しでも参考になれば幸いです。

以上パンダでした。

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