こんにちは。現役京大生の受験バイブル、運営者のパンダです。
東京理科大学を共通テスト利用で受けようと思ったとき、まず気になるのが「いったい何割取ればボーダーに届くんだろう?」というところですよね。
理系の名門だけに、ボーダーが高そうで不安……というあなたも多いんじゃないかなと思います。
結論から言うと、東京理科大の共通テスト利用(A方式)は、多くの学部で高い得点率が必要です。
でも、学部・学科によって必要なラインはかなり違いますし、対策のポイントを押さえれば十分に狙えます。
この記事では、学部別ボーダー得点率の目安、A方式をはじめとする入試方式の違い、ボーダーが高い理由、そしてボーダーを超えるための得点戦略や併願の考え方、さらには入学後の進級の厳しさまで、理科大を目指すあなたに必要な情報をまるごと整理します。
正確な数字を知って、戦略的に合格を狙っていきましょう。
- 東京理科大学の学部別ボーダー得点率の目安
- A方式など入試方式の違いと選び方
- ボーダーが高い理由とその攻略法
- 入学後に待つ進級の厳しさへの心構え
東京理科大学共通テスト利用ボーダーの基礎

まずは基礎知識から固めていきましょう。
共通テスト利用入試(A方式)がどんな仕組みなのか、東京理科大にはどんな学部があるのか、学部ごとにボーダーがどれくらい違うのか。
さらに入試方式の種類や、ボーダーが高くなる理由まで、順番に見ていきます。ここを理解すると、出願の判断がぐっとしやすくなりますよ。
共通テスト利用入試A方式とは

東京理科大学の共通テスト利用は、「A方式」と呼ばれる入試方式にあたります。
これは大学入学共通テストの得点だけで合否を判定する、全学部対象の方式です。理科大独自の個別学力試験は課されないので、共通テストさえ受けておけば出願できます。
この方式の魅力は、やはり手軽さです。大学の試験会場に足を運ぶ必要がなく、共通テストの結果を使って出願できるので、他大学との併願もしやすい。地方の受験生にとっても、移動の負担なく名門理系大学に挑戦できるのは大きなメリットです。
ただし、便利な分だけライバルも多く集まります。A方式は出願のハードルが低いぶん、上位層が併願で集中し、ボーダーが高くなりやすいという性質があります。理系の実力者が共通テストの得点で勝負してくるので、生半可な得点率では届きません。まずは「共テの得点だけで決まる、ハイレベルな方式」と理解しておいてください。
東京理科大には、このA方式のほかにも複数の入試方式があります。それぞれ特徴が違うので、自分の強みに合った方式を選ぶことが大切。方式の詳しい違いは後ほど解説しますね。
共通テスト利用をうまく使えば、受験全体のスケジュールにも余裕が生まれます。個別試験のために何度も会場へ足を運ぶ必要がないので、その時間を本命校の対策に回せるんですね。
特に国公立志望で理科大を併願する人にとっては、共テの結果をそのまま活かせるA方式は相性のいい方式だと言えます。
一方で、共テ一回の出来だけで決まるという緊張感もあります。当日に体調を崩したり、苦手な分野が出たりすると、それがそのまま結果に直結する。挽回の機会がないぶん、共通テスト本番でいかに安定して高得点を出せるかが問われる方式だと心得ておきましょう。
東京理科大学の学部と特徴

東京理科大学は、日本を代表する理系の名門私立大学です。神楽坂・葛飾・野田にキャンパスを構え、理学部第一部・理学部第二部・工学部・創域理工学部(旧理工学部)・先進工学部・薬学部・経営学部、そして2026年4月新設の創域情報学部という構成になっています(参照:東京理科大学 学部再編サイト)。
理科大の最大の特徴は、なんといっても「実力主義」の校風です。入学後の進級・卒業の基準が厳しいことで全国的に知られていて、しっかり勉強しないと進級できないこともあります。その厳しさの裏返しとして、卒業生の実力は高く評価され、研究・就職に強いという定評があります。
学部の中では、理学部第一部と薬学部が偏差値・難易度ともに最上位クラス。次いで工学部・創域理工学部・先進工学部、そして経営学部という序列で見られることが多いです。理学部第二部(夜間)は比較的入りやすい位置づけになっています。
このように、同じ理科大でも学部によって難易度には幅があります。だからこそ、ボーダーを見るときは必ず志望する学部・学科単位でチェックすることが大前提。大学全体のざっくりした数字だけで判断しないようにしましょうね。
学部別ボーダー得点率の目安

では、実際のボーダー得点率の目安を見ていきましょう。東京理科大学の共通テスト利用では、全体でおおむね60%〜87%と幅があります。ただし、理学部第二部を除く昼間学部のA方式ボーダーは、概ね75%〜87%と高水準です。下の表は学部ごとのイメージをつかむための一例で、数値は河合塾Kei-Net・旺文社パスナビの2025年度入試データを参照しています。
| 学部 | 共通テスト利用(A方式)ボーダー得点率の目安 |
|---|---|
| 理学部第一部 | およそ79〜87% |
| 工学部 | およそ79〜86% |
| 薬学部 | およそ80〜84% |
| 先進工学部 | およそ78〜84% |
| 創域情報学部 | およそ83〜84% |
| 創域理工学部 | およそ75〜83% |
| 経営学部 | およそ76〜80% |
| 理学部第二部(夜間) | およそ60〜67% |
※出典:河合塾Kei-Net 東京理科大学 ボーダー得点率/旺文社パスナビ 東京理科大学 偏差値・共テ得点率(いずれも2025年度入試データ)。同じ学部でも「4教科型」「3教科型」「2教科英」など方式・学科により数値は変動します。
ここに挙げた得点率は、年度・学科・方式によって変動し、情報源によっても差があります。さらに2025年度から満点が変更された学部(薬学部・創域理工学部・先進工学部などで800点満点→700点満点)もあります(出典:東京理科大学 2025年度一般選抜要項)。実際の出願では、必ず東京理科大学公式の募集要項と、河合塾・ベネッセ・旺文社・東進などの最新ボーダーを確認してください。
表を見て分かるとおり、理科大の共通テスト利用は全体的に高めで、上位学部では8割台後半の得点率が求められます。「8割取れれば安心」とは限らないので、志望学部のボーダーを正確に把握して、必要な得点から逆算して対策することが欠かせません。
もう一つ意識したいのが、年度によるボーダーの変動です。共通テスト全体の平均点が上がれば各大学のボーダーも上がりやすく、下がれば少し緩む傾向があります。前年のボーダーはあくまで参考。最新年度のデータで毎年確認する習慣をつけましょう。
また、理科大は学科ごとに人気や難易度の差があります。同じ学部でも、人気学科は数ポイント高いボーダーが必要になることも。「理学部だから何割」とまとめず、出願する学科単位のピンポイントの数字まで掘り下げて確認しておくと安心です。
入試方式の種類と違い

東京理科大には、共通テスト利用のA方式以外にも複数の入試方式があります。代表的なのが、B方式・S方式・C方式です。それぞれの違いを知っておくと、自分に合った出願の組み立てができます。
B方式は、大学独自の個別試験で合否を判定する全学部対象の方式。いわゆる一般入試にあたります。理科大の問題で勝負したい人向けですね。S方式は、創域理工学部の一部学科を対象に、大学独自の試験を実施する方式です。
そしてC方式は、共通テストと大学独自の試験を併用する方式。共テと個別試験の両方の力を合わせて評価してもらえるので、どちらか一方に偏らず総合力で勝負したい人に向いています。
- A方式:共通テストの得点のみで判定(共テ利用)
- B方式:大学独自試験で判定(一般入試)
- S方式:創域理工の一部学科で独自試験
- C方式:共通テスト+独自試験の併用
このように複数の入口があるので、共テに自信があるならA方式、理科大の問題で勝負したいならB方式、両方の力を活かしたいならC方式、と自分の強みに合わせて方式を選ぶ・併願するのが賢い戦い方です。
ボーダーが高い理由

理科大の共通テスト利用は、なぜこんなにボーダーが高いのでしょうか。理由を知っておくと、対策の心構えが変わってきます。
いちばんの理由は、理系難関私立として人気が高く、実力者が集まることです。国公立の理系志望者が併願先として理科大を選ぶことも多く、上位層がこぞって出願します。共通テストで高得点を取れる受験生が集まれば、当然ボーダーは押し上げられます。
さらに、A方式は個別試験が不要で出願が手軽なため、併願組が大量に集まります。多くの受験生にとってA方式は本命というより滑り止め・併願なので、合格に必要な得点率が一般方式よりも高くなりやすいわけです。
つまり、「共通テスト利用なら楽に受かる」という考えは通用しません。むしろB方式(一般入試)のほうがボーダーが低く感じられる学部もあります。A方式で出すなら、共テで高得点を安定して取れることが大前提だと覚えておきましょう。
東京理科大学共通テスト利用ボーダー攻略

仕組みを理解したら、ここからは攻略編です。ボーダーを超えるための得点戦略、合否を分ける理系科目の固め方、一般入試との併願、出願時の注意点、そして入学後の進級の厳しさへの心構えまで、具体的に解説していきます。高いボーダーも、正しい戦略があれば十分に超えられますよ。
ボーダーを超える得点戦略

共通テスト利用は、共通テストの得点がそのまま結果になる一発勝負です。理科大の場合、多くの学部で8割前後、上位学部では8割台後半の得点率が必要になります。これを実現するには、王道の積み重ねしかありません。
まずは基礎の徹底。共通テストは基礎〜標準レベルが中心なので、教科書レベルの知識を穴なく固めることが土台です。そのうえで、過去問や予想問題で本番形式の演習を繰り返し、時間配分とマーク処理に習熟しましょう。高得点帯では、1問のミスが致命傷になります。ケアレスミスを減らす精度の高さが、合否を分けます。
そして、自己採点の精度も重要です。共通テスト利用の出願判断は自己採点をもとに行うので、普段からマークと解答の記録を正確に取る習慣をつけておきましょう。「取れる問題を確実に取り切る」だけでなく「取りこぼさない」意識が、高ボーダーを超えるカギになります。
学習の進め方としては、高3の夏までに全範囲の基礎を一通り固め、秋以降に共通テスト形式の演習量を増やしていくのが王道です。マーク模試を定期的に受けて、本番の時間感覚と緊張感に慣れておくことも欠かせません。模試は受けっぱなしにせず、間違えた問題をその日のうちに復習することで、初めて得点力につながります。
そして高得点帯を目指すうえで意識したいのが「失点の管理」です。8割台後半のボーダーを超えるには、解ける問題を全部正解するくらいの精度が要ります。ケアレスミスや時間切れでの失点を、いかに減らせるか。普段の演習から「ミスをなくす」意識で取り組むことが、ハイレベルな争いを制する鍵になります。
理系科目を確実に固める
理科大は理系の大学なので、共通テスト利用でも数学・理科の配点が重い学部が多いです。つまり、理系科目でどれだけ高得点を安定して取れるかが、合否を大きく左右します。
数学は、公式の暗記だけでなく、共通テスト特有の「誘導に乗って解く」形式に慣れることが大切。時間内に正確に処理する訓練を、過去問・予想問題で積み重ねましょう。理科(物理・化学・生物)も、基礎知識を固めたうえで、共通テスト形式の問題演習で得点を安定させることが必要です。
一方で、文系科目(国語・社会・英語)も油断はできません。理系科目で高得点を取っても、文系科目で大きく崩れると総合得点が届かなくなります。得意の理系で稼ぎつつ、文系科目も大崩れしないように守る。このバランスが、高ボーダーを超えるうえで欠かせません。理系だからと文系科目を後回しにしすぎないよう注意してくださいね。
一般入試との併願の考え方

東京理科大では、共通テスト利用(A方式)と一般入試(B方式)、さらにC方式を併願できます。これらをどう組み合わせるかも、合格の可能性を左右する大事なポイントです。
おすすめは、A方式だけに頼らず、B方式やC方式も併用して合格のチャンスを増やすこと。共通テストでしっかり点が取れればA方式で早めに合格を押さえられますし、もし共テで思うように取れなくても、B方式の個別試験で挽回するチャンスが残ります。入口を複数持っておくことが、精神的な安定にもつながるんですね。
特に、理科大を本命にするなら、共テの結果に関わらず勝負できるB方式の対策は必須です。理科大の独自問題は対策が必要なので、過去問演習で出題傾向に慣れておきましょう。共テ利用はあくまで「合格の入口を増やす一手」と位置づけ、本命対策と並行して進めるのが理想です。
併願を組むときは、自分の中で東京理科大がどのポジションなのかを明確にしておくとスムーズです。本命なのか、国公立の併願なのか、それとも実力相応の挑戦校なのか。位置づけによって、A方式に求める得点率の余裕も、B方式対策にかける時間配分も変わってきます。受験全体の中での理科大の立ち位置を決めることが、戦略の出発点です。
また、理科大だけでなく、他の併願校とのバランスも大切です。安全校・実力相応校・チャレンジ校をバランスよく配置して、どこか一つは確実に合格を確保できる形にしておくと、本命に落ち着いて挑めます。共テ利用を活用して早めに一つ合格を押さえられると、精神的にぐっと楽になりますよ。
出願時の注意点

出願にあたっては、いくつか注意点があります。まず、共通テスト利用には出願期間が設定されていて、共通テスト本番の前に出願を締め切る日程もあります。「自己採点を見てから決めよう」と思っていると間に合わないことがあるので、出願スケジュールは早めに確認しておきましょう。
次に、配点・満点の変更にも注意です。理科大では2025年度から満点が変更された学部(800点満点から700点満点など)があります。過去のボーダー得点率をそのまま当てはめると、ズレが生じる可能性があるので、最新の配点・満点を必ず公式で確認してください。
また、共通テスト利用は学部・学科ごとに必要科目や配点が異なります。自分の得意科目が活きる学科・配点を選ぶことも、戦略の一つ。出願前に必ず募集要項で科目・配点・満点をチェックして、自分にとって有利な出し方を考えてくださいね。
進級の厳しさも知っておく

これは合否そのものとは少し離れますが、理科大を志望するなら絶対に知っておいてほしいことです。それは、東京理科大が入学後の進級・卒業が厳しいことで有名だということ。
理科大は「実力主義」の校風で、進級に必要な単位の基準が厳しく、関門となる科目もあります。しっかり勉強しないと進級できず、留年してしまうケースもあると言われています。つまり、合格がゴールではなく、入学後も継続的に勉強し続ける覚悟が必要な大学なんですね。
とはいえ、この厳しさはネガティブなだけではありません。きちんと鍛えられるからこそ、卒業生の実力は高く評価され、研究力・就職力につながっています。理系の力を本気で伸ばしたい人にとっては、むしろ理想的な環境とも言えます。入学後のこの特徴も踏まえて、自分に合うかどうかを考えてみてください。
進級が厳しいと聞くと身構えてしまうかもしれませんが、裏を返せば「ちゃんと勉強すれば力がつく環境」ということです。周りも真剣に学ぶ仲間ばかりなので、刺激を受けながら成長できます。理系の専門性を本気で磨きたい人にとっては、これ以上ない環境とも言えるでしょう。
大切なのは、入学前にこの校風を理解したうえで進学を決めること。「思っていたより大変だった」とギャップに苦しまないためにも、オープンキャンパスや在学生の声を通じて、リアルな学びの様子を知っておくのがおすすめです。覚悟を持って飛び込めば、得られるものはきっと大きいですよ。
東京理科大学共通テスト利用ボーダー総括
最後にまとめます。東京理科大学の共通テスト利用(A方式)のボーダーは、学部・学科によっておおむね60%〜87%と幅があり、理学部第二部を除く昼間学部では概ね75%〜87%と高水準です。上位学部では8割台後半の得点率が必要になることもあります。まずは志望学部・学科のボーダーを正確に把握することが、すべての出発点になります。
そして覚えておきたいのが、A方式は手軽に出願できるぶん実力者が集中し、ボーダーが高くなりやすいという性質。「共テ利用=楽勝」ではありません。理系科目を中心に共テで高得点を安定させ、B方式やC方式とも併願して入口を増やす——この戦略的な姿勢が、合格への近道です。入学後は進級が厳しいことも、心に留めておきましょう。
理科大は決して入りやすい大学ではありませんが、正しく対策を積み重ねれば必ず手が届きます。高いボーダーに最初から臆する必要はありません。共通テストでの高得点という明確な目標に向かって、基礎固めと演習を一歩ずつ進めていけば、着実に合格ラインへ近づけます。理系を本気で究めたいというあなたの気持ちがあれば、努力する価値は十分にある大学です。最後まであきらめずに、自分のペースで走り抜けてくださいね。心から応援しています。
なお、ボーダー・配点・満点・方式といった情報は毎年変わります。正確で最新の情報は、必ず東京理科大学の公式サイトや各予備校の最新データで確認してください。そして出願校・方式の最終的な判断は、学校や予備校の先生など信頼できる専門家に相談しながら決めるのが安全です。あなたが理科大合格をつかみ、入学後も力を伸ばしていけるよう、心から応援しています。一緒に頑張りましょうね。


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