こんにちは。現役京大生の受験バイブル、運営者のパンダです。大学受験の11月・12月は、弱点を全部なくそうとするより、繰り返している失点を減らし、試験の形式と時間の中で力を出せるかを確かめる時期です。新しい教材を増やす前に、これまでの答案と復習の結果を使いましょう。
11月は頻出分野の基本・標準を再確認し、12月は必要な試験形式で演習と配分を調整します。さらに、1月の共通テスト前後から2月の試験へ、答案を作る練習をつなげます。国公立だけでなく、私大一般選抜など自分が受ける方式と試験日に合わせて読み替えてください。
この記事では、科目別の一週間、演習後の確認、試験準備を具体的な表で整理します。月ごとの計画例は合格を保証するものではありません。必要科目を維持しながら、いまの答案で直せる作業と、本番までに確認することを選んでいきましょう。
- 11月は繰り返す失点を別問題で再確認する
- 12月は試験形式と科目別の配分を調整する
- 復習と時間配分を固めて生活を安定させる
- 共通テスト後の演習と試験準備をつなげる
11月・12月の復習と演習を、次の試験までの計画につなげたい方へ。筆者の有料noteでは、計画・過去問活用・共通テスト対策を整理しています。 パンダ式の計画と試験対策の内容を確認する
11月は頻出の失点を減らす
11月は、複数の答案で繰り返す基本・標準の失点を集めます。必要な基礎へ戻り、別の問題でも使えることを確認してから、12月へ残す課題を決めましょう。

繰り返す失点を答案から集める
直近の模試や過去問を並べ、同じ分野、同じ作業で止まった問題に印を付けます。英語で設問の条件を読み落とす、数学で場合分けを漏らす、理科で条件に合う式を作れない、といった共通点を探してください。総得点が違っていても、繰り返している課題は見つけられます。
ここでいう頻出は、あなたの答案で失点が繰り返され、志望方式でも重要な分野や作業です。過去問一回に出たことだけで、毎年出るとは決めません。複数年度の出題や当該年度の範囲も見て、重要性が分からない問題は先生に確認します。
未習の必要範囲がある場合は、既習範囲の復習と分けて学習予定を置きます。「直前期だから新しいことは全部やめる」として、必要な初学まで止めないでください。初学が残る科目ほど、学ぶ範囲と確認する問題を絞って、質問できる相手を決めることが大切です。
必要な基礎を別問題で再確認する
失点した原因を確かめたら、手元の教材の該当する説明と基本例題へ戻ります。公式や用語を見直しただけで終えず、なぜその式を使うのか、文章のどこが根拠なのかを説明してください。理解したことと、自力で使えることを分けて確認します。
元の問題を解き直した後は、同じ考え方を使う別の問題も解きます。答えを覚えていたためにできた場合と、条件が変わっても判断できた場合は違います。方針、理由、途中の手順まで書けたら、その分野を実戦で確かめる予定へ戻します。
| 繰り返す失点の仮例 | 戻る作業 | 11月の再確認 |
|---|---|---|
| 英語の修飾関係を取り違える | 文構造の説明と短い例文 | 別の文章で読み方を説明する |
| 数学の条件を場合分けに使えない | 基本例題の条件と解法の理由 | 別問題で方針から答案を書く |
| 理科の原理と式がつながらない | 現象を図にして原理を確認 | 条件を変えて立式する |
| 国語・社会の根拠が曖昧 | 本文や資料と基本事項を確認 | 選んだ答えの根拠を示す |
再確認の予定は、新しい年度を解く予定と同じように残します。過去問の年数が増えても、前回の失点がそのままなら、修正が次の答案へつながっていません。復習が残る日は新規演習を減らし、確認を終える枠を確保しましょう。
月末に残す課題を絞る
11月末には、修正できた課題、まだ基本で止まる課題、形式や時間で失点する課題を分けます。全部を同じ重さで12月へ持ち越さず、基本の穴には短い修正、使える分野には実戦での測定を置きます。難問を解く量より、必要な問題で再現できる範囲を見てください。
「できた」の判断には、解説なしで確認した日と問題を残します。数日前に読んで分かっただけなら、再確認の課題です。自力で使えるようになった範囲は過剰な反復を減らし、演習で同じ失点が出たときに該当箇所へ戻します。
12月は試験形式と配分を仕上げる
12月は、学んだ内容を必要な試験の形式で使えるか測ります。本人の配分例を参考にしつつ、自分の必要科目と失点に合わせて一週間を組みましょう。

対象年度の形式で実力を測る
問題の形式、出題範囲、制限時間、解答の方法を当該年度の公式資料で確認します。古い問題を使う場合も、現在の試験とどこが違うかを分けてください。基礎の確認には使えても、古い形式を解いた時間をそのまま現在の通し演習の結果にはできません。
共通テストを使う場合は、必要科目を現在の形式で測り、最後まで解けたか、どこで時間を使ったかを記録します。個別試験や私大一般選抜では、自分が受ける方式の問題量と答案の形式を確認します。大学名が同じでも、学部や方式の条件を取り違えないようにしましょう。
本稿の公式情報は2026年10月9日に確認しています。令和9年度(2027年度)共通テストの本試験は2027年1月16日・17日です。以下の計画はその入試に向けた11月・12月の行動例で、別年度は自分の試験日へ読み替えてください。(出典:大学入試センター令和9年度試験情報)
本人の配分例と自分の条件を分ける
私の共通テストは、現役で8.5割、浪人で9割でした。全体の勉強配分は、12月に共通テストと二次が5対5、1月には共通テスト7対二次3でした。ただし、これは私の必要科目と学習状態での実例です。浪人期には前年の蓄えもあり、同じ比率なら同じ得点になるわけではありません。
| 科目 | 私の12月の配分 | 私の1月の配分 |
|---|---|---|
| 数学・物理・化学 | 二次対策 | 最後まで二次対策 |
| 英語 | 共通テストと二次を5対5 | ほとんど共通テスト |
| 国語・地理・情報 | 共通テスト対策 | 共通テスト対策 |
物理・化学では、私は共通テスト専用の過去問を自分で解いておらず、学校の演習と模試はありました。だからといって、理科の形式確認や対策が不要ということではありません。あなたの答案で時間や形式の失点が出ているなら、その確認を計画に入れてください。
また、過去のセンター試験の問題数や年数を、現在の共通テスト形式を練習した量へそのまま数え直すことはできません。使う資料は、基礎を確かめるためか、現在の形式を測るためかを分けます。自分の必要科目に合う演習を、採点と復習まで含めて配分しましょう。
科目別の一週間を記入する
各科目に「直す失点」「形式を測る演習」「再確認の日」を記入します。比率だけ決めて、その枠で何を確認するかがない状態を避けてください。次の表は科目別の記入例で、私の当時の時間割や全員共通の必要量ではありません。
| 科目の仮例 | 週の前半に直す作業 | 週の後半に測ること |
|---|---|---|
| 英語 | 設問の根拠を取り違えた箇所を確認 | 別の文章で判断と所要時間を測る |
| 数学 | 条件整理と基本計算を再現 | 必要な形式で順序と答案を確認 |
| 理科 | 立式・反応・量の関係を確認 | 別問題と当該形式で使えるか測る |
| 国語 | 語句・文法と設問の根拠を確認 | 必要な形式で解く順序を試す |
| 社会・情報 | 資料・因果・処理の途中を確認 | 形式演習で同じ誤りが減ったか見る |
各行に実際の教材の範囲、取り組む曜日、確認する問題を足して使います。通し演習で復習が大量に残った科目は、次の新規演習を減らして修正の枠へ移します。学校の演習を使える場合はその結果も含め、同じ確認を重ねすぎないようにします。
共通テストを使わない場合は、表の形式演習を私大など自分の試験へ置き換えます。12月という月名だけを理由に共通テスト中心へ変える必要はありません。必要科目の現在地と試験の順序を見て、修正と測定を一週間に収めてください。
過去問の復習と時間配分を固める
過去問は、解いた後の確認と次の演習までつなげて使います。失点の修正と、時間内での解く順序を分けて記録し、1月にも使える手順を固めましょう。

演習と原因確認と再演習をつなぐ
演習では、問題を解いた条件を残します。通しで時間を測ったのか、大問を選んだ部分演習なのか、解説を見たのかを区別してください。条件が違う結果を同じ得点として比べず、いまの確認に何が使えるかを考えます。
採点後は、知識がなかった、知っていたが使えなかった、方針は合うが処理を誤った、といった原因を確認します。時間切れの場合も、何に時間がかかったかまで見ます。難問の解説を長時間読む前に、必要な基本・標準の取りこぼしを修正しましょう。
| 段階 | 行う作業 | 次へ残す記録 |
|---|---|---|
| 演習 | 必要な形式と時間で解く | 止まった問題と時間、途中の答案 |
| 原因確認 | 失点の理由と戻る範囲を特定 | 知識・使い方・処理のどこか |
| 基礎の修正 | 説明を理解し基本問題を再現 | 自力でできない箇所と質問 |
| 再演習 | 別問題で修正した作業を確かめる | 再現できたか、時間はどう変わったか |
再演習の問題は、学んだ考え方を使うものを選びます。元の答えを覚えたからできた場合は、確認が足りません。解説なしで条件から方針を決め、答案の理由まで書けるかを見てください。形式に合う問題の使い方は、過去問の時期と使い方をまとめた記事も参照できます。
解く順序と切り替える目安を試す
時間配分は、大問ごとに何分と決めるだけでは足りません。最初に問題全体を見るか、どこから解くか、止まったときに次へ移るか、最後に何を確認するかを実際の演習で試します。科目や形式によって合う順序は異なります。
例えば、ある大問に時間を使いすぎて、解ける問題まで届かなかったなら、その大問で止まった箇所と時間を記録します。次は同じ形式で、方針が立たないときにいったん移る目安を試してください。問題文を読む時間まで削って急ぐだけの変更にはしません。
記述では、途中の方針や根拠を書けたかも確認します。最後まで答えが出ない問題でも、何を判断してどこまで進めたかを答案に残します。ただし、部分点を自己判断で保証せず、採点基準が分からない点は先生などに見てもらいましょう。
時間配分を変えたら、次の演習で最後まで取り組めたかと、正確さが落ちていないかを見ます。一回うまくいった順序を本番まで固定せず、複数の問題で試します。最後の確認には、マークや設問番号、解答漏れなど形式に合う作業を残してください。
一月へ確認の手順を引き継ぐ
1月に入ったら、毎日の復習対象を探し直すより、残っている失点記録から確認します。基本を再現できる課題は短い確認へ移し、繰り返す誤りは該当する作業へ戻します。試験が近いほど、未確認の課題が見える状態にしておくことが大切です。
共通テスト前も、個別試験で使う科目や記述の練習を必要に応じて維持します。私の比率をそのまま写すのではなく、共通テストでまだ形式の失点があるか、次の試験に必要な作業が止まっていないかを見てください。
新しい通し演習を置く日は、採点・原因確認・再演習までの予定を一緒に確保します。復習が残る場合は、解く量を調整してください。復習の進め方を整理したい場合は、勉強の復習方法を解説した記事も参考にできます。
失点の記録を、次の演習と一週間の予定につなげましょう
過去問で原因を確認したら、再演習の時間も含めて予定に置くことが必要です。パンダ式勉強法の第二章では計画づくり、第五章では過去問と模試の活用を扱っています。共通テストを使う方は、第四章の目標点別の対策も、自分の必要科目と得点状況に合わせて確認できます。
新教材を増やさず体調を整える
直前期は、学習の手段と生活の流れを安定させます。教材を増やすことで予定を崩さず、睡眠や休憩の枠を先に残して、必要な確認を続けられる量にしましょう。

使う教材と復習範囲を固定する
科目ごとに、基礎へ戻る教材、形式を測る問題、残った失点記録をまとめます。「不安だからもう一冊」を繰り返すと、どの教材で何を直すかが曖昧になります。まず、手元の教材に必要な説明と練習があるかを確認してください。
必要な形式に対応する問題がない場合など、補助資料が必要になることはあります。その場合も、不足する役割と使う範囲だけを決めます。新しい一冊を最初から全部進める予定を足すより、当該形式の確認に必要な部分を使い、先生へ相談しましょう。
難問を増やす前に、基本・標準の失点が再演習で減ったかを見ます。難しい問題を一問解けても、いつも落とす基本が残るなら、その修正を先に置きます。すでに自力で使える問題を全部やり直すことも控え、未確認の箇所へ時間を使ってください。
睡眠と休憩の時間を安定させる
生活の予定には、就寝・起床、食事、休憩、翌日の準備の時間も置きます。毎日同じ量を詰めるより、必要な生活の枠を保って実行できる課題を選びましょう。眠る時間を削って、採点や復習まで全部終わらせる計画にはしません。
本番の集合時刻や移動も考え、朝に起きて準備する流れを確かめます。試験の直前に生活を急に変える予定にせず、必要な調整を少しずつ試してください。具体的な睡眠時間を全員同じ数字で決めるのではなく、自分が日中に取り組める状態を見ます。
演習が続く日は、休憩を課題の間に入れます。休憩を取ったら遅れた分を夜へ全部足す、という組み方は避けましょう。食事や休む時間も含めて一日の総量を決め、取り組めた課題と残した課題を区別します。
体調が悪い日は、予定通りの通し演習を無理に行う必要はありません。休むことや周囲へ相談することを優先し、回復後に予定を直します。調子を崩した日を、気合いで取り戻すための追加課題に変えないでください。
予定が崩れた日の戻り方を決める
直前期にも、行事や移動、体調などで予定が変わる日はあります。戻るときは、終わらなかった課題を全部積むのではなく、次の試験に必要な確認から選びます。通し演習を減らし、残った基本の再確認だけにする日があっても構いません。
| 予定の変化 | 残す確認 | 減らす作業 |
|---|---|---|
| 演習後の復習が残った | 主要な失点の修正と再確認 | 次の新規通し演習 |
| 移動でまとまった時間がない | 使える時間に合う短い課題 | 答案を長く書く新規演習 |
| 質問の答えがまだ確認できない | 分かる範囲の課題と質問整理 | 不明な方法を丸暗記する作業 |
| 体調が悪く休む | 回復後に必要な課題を選び直す | 当日の量と翌日への上乗せ |
戻る予定には、次の確認日も残します。「できなかった日があるから全部失敗」とせず、まだ必要な課題を見える状態にして続けましょう。家族にも予定の変更を伝えておくと、食事や移動などを相談しやすくなります。
共通テスト後は2月の試験へ切り替える
共通テストを使う場合は、必要な自己採点と方式の確認を済ませ、次に受ける試験の答案作成へ戻ります。2月の学習も大学名だけで決めず、実際の科目・形式・試験順序へ合わせましょう。

自己採点と方式の確認を区切る
自己採点は、受験した科目の公式解答と自分の解答記録を用いて行います。記録が曖昧な箇所は推測で確定せず、不確かな部分として残してください。配点や得点の扱いも、利用する大学・方式の資料で確認します。
自己採点の結果を使う相談は、必要な相手と必要な情報で行います。出願先や方式の検討が必要なら、科目別の結果と条件を先生へ示します。予想の数字を何度も追いかけるより、いつ何を決め、次の演習へ戻るかを予定に置きましょう。
共通テスト後にすべての分野を長く復習し直す必要はありません。次の試験にも影響する基本の失点を記録し、その科目の課題へ戻します。学習の修正と、出願や方式の判断は別の欄に分けると、答案を作る時間を確保しやすくなります。
二月の試験に合う答案へ戻る
次に受ける試験の科目、問題形式、制限時間を確認し、共通テスト前に維持していた教材と過去問へ戻ります。国公立の個別試験だけでなく、私大一般選抜なども対象です。具体的な2月の日程は大学・方式で異なるため、当該年度の募集要項で自分の試験日を記入してください。
英語で和訳や英作文が必要なら、時間内に書き、根拠や表現を確認します。数学は方針と理由を答案に残し、最後まで解けない場合も途中の手順を整理します。国語や理科も、自分の方式で求められる説明や記述を、実際に書いて確かめましょう。
知識が共通していても、選択肢を選ぶ練習だけで記述の仕上げが終わるわけではありません。自分の答案を採点・確認し、不明な点は先生などに見てもらいます。解説を読んで分かった問題を、白紙から答案にできるかを再演習で確かめます。
| 次の試験への切替例 | 学習で戻す作業 | 確認する結果 |
|---|---|---|
| 英語の和訳・英作文 | 構造や根拠を確認して文を書く | 制限時間内に必要な答案を作れるか |
| 数学の記述 | 方針・理由・計算をつなげる | 条件の使い方を答案で説明できるか |
| 理科の説明・計算 | 現象・原理・式の関係を書く | 必要な説明を省いていないか |
| 国語・社会の記述 | 根拠と知識を設問の条件へ合わせる | 問われた内容と字数などを満たすか |
| 選択・短答中心の方式 | 問題量に合う処理と順序を試す | 正確さと時間配分を両立できるか |
この表は形式の仮例です。すべての受験生が全項目を行うのではなく、自分の方式に必要な行だけ使います。共通テストを使わない場合は、共通テスト後まで待たず、自分の試験に向けてこの答案演習を進めてください。
複数の試験でも修正を持ち越す
試験が続く場合は、次の試験までの日数と移動を予定に入れます。前の試験で気付いた課題は、次でも使う基本や時間配分に絞って修正します。次の大学で使わない形式まで、直前に新しく追加する必要はありません。
例えば、前の演習で最後の解答確認に届かなかったなら、次の形式でも確認時間を残す順序を試します。ただし、問題量が違う試験へ同じ大問別の分数を写すことはしません。使う手順と、その形式での所要時間を分けて見てください。
移動日には、使える時間と場所に合う課題を選びます。移動中に通し演習を無理に行うより、残った失点記録や基本事項を短く確認し、長い答案演習は別の枠に置きます。試験後の休息と次の準備も含め、複数日を一つの計画で管理しましょう。
直前期の準備と計画を点検する
勉強と試験の準備は、別の表で進めます。受験票、会場、手続、持ち物を当該年度の案内で確認し、前日までに未確認の項目を残さないようにしましょう。

受験票と当該年度の案内を確認する
令和9年度の共通テストは、2026年12月4日10時からマイページで受験票を取得し、紙へ印刷して試験当日に持参します。スマートフォンの画面表示では入場できません。取得後は受験上の注意も確認してください。(出典:大学入試センター「Web出願について」)
この情報の確認日は2026年10月9日で、受験票取得はその時点では今後の予定です。同年度の出願内容登録・検定料支払いの期間は終了しています。11月・12月から新しく申し込めるという案内ではなく、出願済みの受験生が次の準備を確認するための例です。
大学ごとの試験も、受験票の取得方法と持参する形式を確認します。共通テストと同じ方法とは限りません。紙の資料や前年の案内だけで判断せず、自分が受ける大学・方式・年度の公式案内で手順と期限を確かめましょう。
会場と手続を別表で管理する
試験会場は、受験票や公式案内に記載された場所で確認します。大学名からいつものキャンパスと推測せず、集合時刻、最寄りの交通機関、移動経路を調べてください。宿泊が必要なら、移動日も学習計画と一緒に残します。
| 準備する項目 | 自分で記入すること | 完了の確認 |
|---|---|---|
| 対象の試験 | 年度・大学・学部・方式・試験日 | 当該年度の公式資料と一致 |
| 出願の手続 | 登録・支払い・必要書類と各期限 | 方式に必要な完了状態を確認 |
| 受験票 | 取得日・印刷や持参の方法 | 表示内容と当日の持参物を確認 |
| 会場・移動 | 集合時刻・所在地・経路・宿泊 | 移動に使う予定を確認 |
| 持ち物 | 当該試験で必要・使用可能な物 | 公式の注意事項と照合 |
| 不明点 | 問い合わせ先・確認する日 | 回答を表へ反映 |
この表の期限は、記事の月名から決めず、各試験の案内から記入します。私大一般選抜、国公立の個別試験、共通テストを利用する方式などで手続は異なります。必要書類を学校へ依頼する場合は、大学の締切とは別に校内の依頼期限も確認してください。
試験の前日は、残った難問を増やすより、持参物と翌日の動きを点検します。使う教材も、これまでの失点記録や基本の確認に絞ります。勉強の進み具合と手続の完了は別なので、問題集が終わるまで準備を待たないようにしましょう。
直前期のよくある質問
Q1. 11月と12月は何を変えればよいですか?
A. 11月は複数の答案で繰り返す基本・標準の失点を修正し、別問題で再確認します。12月は必要な試験形式で時間と答案を測り、科目別の配分を調整します。基礎の穴が残る場合は、形式演習だけ増やさず、その修正も続けてください。
Q2. パンダさんと同じ共通テスト・二次の配分にすればよいですか?
A. 私の12月5対5、1月7対3は、当時の必要科目と学習状態での実例です。全員共通の正解や得点の保証ではありません。自分の答案で基礎・形式・時間のどこに課題があるかを見て、必要科目の確認を残しながら配分を決めます。
Q3. 12月に新しい参考書を買うのは避けるべきですか?
A. 不安だけで一冊分の予定を追加することは控えます。手元の教材で復習できるかを先に確認してください。当該形式の問題など必要な機能が不足する場合は、先生にも相談し、使う範囲と減らす課題を決めて補います。
Q4. 共通テストを使わない受験生も同じ計画ですか?
A. 自分が受ける試験日と方式へ読み替えます。共通テスト中心に変える必要はなく、必要科目の形式・時間・答案を測って仕上げます。試験準備も、各大学の当該年度の公式案内で確認してください。
Q5. 共通テストが終わった後は何から再開しますか?
A. 必要な自己採点と方式の確認を行い、次の試験の科目と答案形式へ戻ります。和訳・英作文・記述など、自分の方式で必要な作業を実際に書いて確認しましょう。共通テストで見つけた基本の穴も、次の試験に関係するものを修正します。
まとめ:直前期は確認を積み重ねる
大学受験の11月・12月は、頻出の失点を減らし、必要な形式と時間で確認する時期です。1月の橋渡しから2月の答案演習まで、自分の試験順序に沿ってつなげましょう。
今日の失点を一つ修正する
まず直近の答案を開き、繰り返した失点を一つ選びます。手元の教材で理由を理解し、別問題で確認する日を決めてください。通し演習を予定するなら、採点と復習と再演習の枠も一緒に残します。
自分の試験日へ計画をつなぐ
科目別の週間表と試験準備表を埋め、生活の予定も含めて使える量へ調整します。本人の配分を写すより、自分の答案で修正した変化を確かめてください。確認を重ねながら、次の試験に必要な作業へ時間を使っていきましょう。
直前期の勉強を、自分の試験順序に合わせて整理したい方へ
繰り返す失点を減らす復習、形式を測る演習、次の試験へ向けた準備を、ひとつの計画へまとめたい方へ。私が宅浪で京都大学に合格した経験をもとに書いたパンダ式勉強法で、計画・過去問活用・共通テスト対策を確認できます。必要な章から、自分の受験方式に合わせて読んでください。
- 第二章:続けられる勉強計画の組み方
- 第五章:過去問と模試を学習につなげる方法
- 第四章:共通テストを使う方の目標点別対策
筆者の有料note:現在2,980円。購入時の価格と内容は販売ページで確認してください。
自分が受ける試験まで30日前後の方へ
11月・12月という月だけで、残り30日の対策へ切り替える必要はありません。共通テストや個別試験など、自分の対象試験まで30日前後になり、時間配分やマークミスへの対策を整理したい方には、有料note『残り30日の悪あがき受験戦略』もあります。記述式だけの試験など、内容が合うかは無料部分で確認してください。
現在980円。購入時の価格と内容は販売ページで確認してください。


コメント